マンガ・アニメーション科の学生たちが、里親制度の啓発を目的としたポスターデザインを制作。この取り組みは、八王子児童相談所フォスタリング機関からの相談を受け、授業と連携したコンペ形式の企画として実施されたものです。
昨年7月には、フォスタリング機関の職員が授業内で里親制度の必要性や現状、課題について解説。学生たちはその内容をもとに、どのようなポスターがより多くの人にメッセージを届けられるかを考えながら制作に取り組みました。最終的に提出された36作品のうち、14作品が選出され、八王子市、町田市、日野市などで開催された説明会イベントで展示されました。
展示会場では来場者による人気投票も実施され、このたび、2025年度の公式啓発ポスターとして使用される作品が決定。最優秀賞には、台湾出身の留学生リー・イージェンさんの作品が選ばれました。また、準優秀賞には、韓国出身のキム・ゼインさんと繁松優太さんの2名の作品が選出されました。
最優秀作品は2025年4月から公式ポスターとして広く使用されるほか、準優秀作品を含む3作品はポケットティッシュ型の啓発グッズとして配布される予定です。
最優秀賞:リー・イージェンさん【台湾出身】(ポスター・下段写真中央)
準優秀賞:繁松優太さん(下段写真左)、キム・ゼインさん【韓国出身】(下段写真右)