演劇スタッフ科は、毎年夏に開催される関東高校演劇サマーフェスティバルの運営をサポートしています。今年の第28回大会は、8月24日・25日に東京都足立区のシアター1010で行われ、学生20名が運営に協力しました。
高校の演劇部では、舞台を支える専門の裏方スタッフがいなかったり、設備が整っていなかったりするケースが少なくありません。そこで、本格的な劇場で効果的な演劇が上演できるよう、日本工学院演劇スタッフ科の学生が、舞台美術、照明、音響のサポートを行っています。
関東高校演劇サマーフェスティバルに出演する関東近郊9校の演劇部の皆さんは、6月と7月の2度にわたり日本工学院で打合せを行い、どのような舞台、照明、音響にするかを演劇スタッフ科の学生と話し合ってきました。演劇スタッフ科の学生たちは、演劇部の皆さんが思い描く舞台をつくりだすために、プランを練って準備を進めてきました。
本番公演2日前の8月22日からシアター1010に入り、仕込みとリハーサルを開始。24日・25日の本番を迎えました。新型コロナウイルス感染対策のため、人数を制限しながらの上演でしたが、お客様に本格的な舞台を届けられる貴重な機会となりました。
演劇スタッフ科は、この他にも神奈川県私学演劇大会や東京都の地区大会、各都道府県で行われる演劇の研修会など、様々な形で高校演劇を応援しています。