東京都大田区が京急バスなどと連携し、自動運転レベル4(特定条件下における完全自動運転)での路線バスの運行を目指して、1月24日より一般道での実証運行を開始しました。
バスのラッピングデザインにデザイン科の3年生が取り組み、鈴木晶雅区長へのプレゼンテーションを経て宇田成美さんのデザインが採用されました。
「ものづくりの町・大田区」をイメージし、ファミリーにも親しんでもらえるおもちゃ工場のようなイメージで色鮮やかに描いたデザインです。
1月24日には羽田イノベーションシティにて出発式が行われ、区長や来賓の皆さまのあいさつのあとに宇田さんがデザインのコンセプトについてコメントをしました。
バスは区内の天空橋駅や大鳥居駅などを結ぶ約4.2キロの区間を、1日5便、運転手が同乗する自動運転レベル2で走行します。
2月23日までの実証運行中に無料で乗車できます。
自ら手掛けたデザインが社会で使われることにより、自分が作りたいという思いだけではなく、誰かの役に立つデザインをしたいという意識が芽生えます。
地域と連携するこのプロジェクトを通じて、学校で学んできたデザインスキルを社会で実践するという貴重な機会となりました。
自動運転バス実証運行について(大田区)
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/koutsu/jidountenbus.html