音響芸術科 NEWS & TOPICS

好きなことを仕事にしたい！
強い思いで専門学校への進学を決意

茂木 有希
音響芸術科 ２年
東京都・私立上智大学 文学部出身
STUDIO T＆T内定

上智大学では史学科で歴史を学んでいました。小学生の時から歴史が大好きでしたので、大学でも歴史を学ぶ道を選んだのは私にとって当然の選択。卒業後の進路も就職ではなく大学院へ進学してさらに歴史を勉強しようと考えていました。しかし卒業論文を書くための研究する際になって、ふと大学院への進学に違和感を覚え、歴史ではない違う道を歩みたいと思い立ったのです。
私が歴史以外に好きなことといえばアニメやゲームです。特にアニメは大好きで、絵ももちろんですが、声優の声や効果音など音に興味がありました。やはり歴史と同じように好きなことに携わりたいと思い、これがお仕事にならないかなと色々調べました。そして出会ったのが、アニメの音に関わるMA・レコーディングの仕事です。

実践的なカリキュラムと学習サポートで、文系の私でも無理なくスキルアップ

カリキュラムの専門性の高さや、オープンキャンパスに参加した際に見学した機材や施設の充実度、そして在校生にお話を聞いた時の雰囲気の良さに惹かれて入学を決意。両親も「自分がやりたいと決めたことならそこでがんばりなさい」と応援してくれましたが、なるべく負担をかけたくないと思い、再進学者のバックアップをしてくれる奨学金制度があるのを知って利用しました。

大学は良くも悪くも学びは本人次第で自由でしたが、専門学校はカリキュラムに専門性の高い学びが詰め込まれていて、それをしっかりと受けていけば自然とスキルアップできるようになっています。また専門学校は、同じジャンルの目標を持つ仲間が集まっていますので、競争心、そして連帯感も生まれ、学びのモチベーションも上がります。大学までは文系で、パソコンも基礎的な作業しかできなかった私でも、この恵まれた環境の中でしっかりと音響エンジニアとしてのスキルを身につけることができています。

自分の思いとやる気を信じて、みなさんもチャレンジしてください

就職活動では、周りのクラスメイトは内定を決めていく中で私はなかなかうまくいかず、焦りもありました。しかし、先生方からいろいろとアドバイスをいただき、励ましていただいたおかげで、自信を持って挑むことができました。何社かの試験を受けた後、先生に薦めていただいたSTUDIO T＆Tにエントリー。STUDIO T＆Tは、テレビアニメやゲームを主に取り扱う録音スタジオで、まさに私の望みの進路です。ここでぜひ働きたい！そう思った私は全力で試験に臨み、それまでの面接経験を活かしてしっかりと自分をアピール。無事内定をいただくことができました。

０からスタートした私が2年間でここまで進んでこられたのは日本工学院だからこそ。「歴史」から「音響エンジニア」への大胆なシフトチェンジでしたが、自分の思いとやる気を信じ、日本工学院への進学を選んで本当に良かったと思っています。再進学者が専門学校で学び直しをするのは不安と負担が大きく、悩まれると思いますが、ここにはそんな方を受け止め、サポートしてくれる環境があります。みなさんもぜひ一歩踏み出してみてください。