世界的な経済誌であるForbesの日本版「Forbes JAPAN」の2023年5月号の特集「Forbes JAPAN クリエイター 100」に選ばれたSohmei Maruni Tachibanaさん(アーティスト名)は、建築設計科を2014年3月に卒業しました。
卒業後は、学生時代からやっていた美術活動を続け、その一方で二級建築士の資格を取得し、日本では珍しい建築士資格を持つ現代美術家として活動されています。
アートをメインに絵や彫刻やデザイン、稲わらが材料の工芸品「猫つぐら」の制作など。近年ではギャラリーでの個展開催やメタバース空間で使えるvoxel3Dを用いた猫のアバターなど、作品を数多く発表・販売し、彼の作品は国内にとどまらず広く海外からも支持されています。
高校を卒業後、京都芸術大学に進学し、大学卒業後に資格が取りたいと建築士資格の取得をめざし、本校の建築設計科で建築分野を2年間学びました。学んだ経験で空間を読む技術が身につき、それが個展のレイアウト検討に役立ち、さらにはインテリアデザインの仕事も来るようになるなど、現在は創作において表現の幅が大きく広がっているそうです。
【後輩たちへのメッセージ】
「日々の美術活動、ものづくりを続けているなかで、私が実感していることがあります。それは『作品や技術が最初は上手くなくても、続けることで上達につながる。続けることがなによりも大事』ということです。皆さんも心掛けてみてください。」
日本では、建築というと工学のイメージが強いですが、海外では建築を学んだファッションデザイナーや彫刻家、その他建築とは異なるアーティストが多数活躍しています。
近い将来、美術館でホログラムを使ったSohmei Maruni Tachibanaさんの作品が見られるかもしれません。
今後の活躍が大変楽しみです。
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<Sohmei Maruni Tachibana>
HP: https://lit.link/sohmeimt
X: https://x.com/sohmei_m_t?s=20