消毒や非接触など、ウイルスへの感染を予防することが必須の日常となった今、日本工学院八王子専門学校 機械設計科では、ウイルス感染予防として、共用物へ直接触れることを避けるための「オリジナルアシストフック(ぱっちぃフック)」を設計・製作しました。このアシストフックは、エレベーターなどのスイッチを押す時やドアノブ、電車の吊り革を触る時などに、直接手触れないで作業を行えるように考えたコンパクトなフックです。日本工学院八王子専門学校、機械設計科の学生が学校のオリジナルキャラクターである「ぱっちぃ」をモチーフに3D-CAD(Fusion 360)を利用して設計を行いました。設計時には、電車のつり革に成人男性がつかまることを想定し、電車の急ブレーキ時にかかる加速度を条件にFusion 360の3Dシミュレーションで強度を計算、実証実験の結果と比較して材質、厚みの選定を行うなどし、使いやすく、かつ安全に使用できるようなものになっています。
◎機械設計科
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