元バンダイナムコのコヤ所長こと小山順一朗先生が率いる新プロジェクト「Vision Craft(ビジョンクラフト)」が始動しました。
この教育革新プロジェクトでは、アイドルマスターや機動戦士ガンダム戦場の絆、釣りスピリッツなど数々のヒット作を生み出してきたコヤ所長が、学生たちを募って社会に新たな市場を創造するプロダクトの開発に全力で取り組みます。その名もヒットプロダクツ創造計画「Vision Craft」。
「在学中にコヤ所長と一緒にヒットプロダクツを開発し有名になろう!」を合言葉に、カレッジや学科、学年を問わず、八王子キャンパスから70名近くの学生がエントリーし、活動を開始しました。開発するプロダクトの提供先はゲーム業界に限りません。さまざまな未充足ニーズの発掘にゼミ生たちが取り組んでいます。
Vision Craftの目標は以下のとおりです:
– ヒットプロダクトを生み出す考え方を身に付け、それを形にできる人材の育成
– 学生の力を引き出し、カレッジを超えた新しい可能性を見出す環境の創造
「ヒットは天才だけのものではありません、私が長年取り組み、結果を出してきた再現性のある科学的ヒット作開発手法を皆さんに伝授します。創造の奥義です。ぜひこの奥義をマスターして、未来を切り拓く力としてください。」と語るコヤ所長は、ゼミ生たちと一緒に熱い議論を繰り広げています。
すでにゼミ生たちは全5回となる基礎訓練を終え、自分の希望に応じたコースでのワークショップを開始しました。
基礎訓練のメニューは以下のとおりです。
【基礎訓練#01:オリエンテーション】
「わからないままにしない」「楽しく・熱心に」という心構えと、未来から逆算した進め方を共有しました。
【基礎訓練#02:強い売り物の伝え方】
コヤ所長がこれまで携わったプロダクトの具体例をもとに、「強い売り物」の考え方と伝え方について学びました。
【基礎訓練#03:ニーズ層構造】
強い売り物のカギとなる「ニーズ」ついて深く考察しました。自分たちの知っているプロダクトが売れる理由・売れない理由が解明され、ゼミ生たちはワクワクしっぱなし。
【基礎訓練#04、05:C=I+B 第1回、第2回】
ここまで学んだことをもとに現在進行形の案件を例に自分たちで商品コンセプトの議論をしました。
今後は、放課後、毎日ワークショップを行い、年度末の卒業展での成果発表に向けてプロジェクトを進めて参ります。学生たちは創造力と実践力を高め、将来的な成功につながるスキルを磨いてきます。
Vision Craft WEB:
https://www.neec.ac.jp/vision_craft/
小山 順一朗 先生(コヤ所長) 日本工学院 教育革新プロジェクト「Vision Craft」エグゼクティブプロデューサー ナムコ(現:バンダイナムコグループ)入社後、『アイドルマスター』、『湾岸ミッドナイトMAXIMUM TUNE』、『マリオカートアーケードグランプリ』、『機動戦士ガンダム戦場の絆』、『新太鼓の達人』、『釣りスピリッツ』など100種類以上ゲームタイトルを開発。VRアクティビティ27種を開発し、多くのVRでの知見を得る。現在は日本工学院専門学校にて教育革新プロジェクト「Vision Craft」のエグゼクティブプロデューサーを務める。 |