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高校生けんちくコンテスト

第1回 高校生けんちくコンテスト入賞作品発表。

高校生けんちくコンテスト高校生けんちくコンテスト

第1回 高校生けんちくコンテスト結果発表
応募テーマ「小さな空間」

(応募総数 設計部門145点/スケッチ部門55点)

【審査委員長】
山野大星 (日本工学院八王子専門学校 副校長)
【審査員】
近藤慎二 (オートデスク株式会社 パートナーセールス 文教担当マネージャー)
田村裕希 (建築家)
福田一志 (建築家)

受賞作品 設計部門 ※受賞者の高等学校は受賞当時のものです

『Wooden crown
友田 あゆみ
山梨県立富士北稜高等学校

Wooden crown

審査員コメント 山野審査員長
すべての審査員から高い評価を受けた作品。説明を極力省き、模型写真ですべてを伝達する表現がすばらしく、現代アートに近接している作品といえます。自然木を使用して遊具のようにつくられた空間が魅力的で、とても2年生の女子の作品とは思えません。今後のさらなる活躍を期待します。

『Tourist Burean〜世界の案内所〜』
森下 恵介
北海道札幌工業高等学校

Tourist Burean〜世界の案内所〜

審査員コメント 福田審査員
本のモチーフにて、正方形を少しずつ回転させながら積み上げることで腰掛けながら本を読むスペースをうまく作り上げています。設計主旨は物語り調に説明され、読書によって、喜び、怒り、哀しみ、楽しみといったいろいろな感情の世界へと旅する案内所となっていることが分かります。

『完成!私の快適空間』
松澤 志門
山梨県立甲府工業高等学校

完成!私の快適空間

審査員コメント 山野審査員長
金賞の作品とは最後まで競り合った作品。壁が動いて閉じた空間と開いた空間を使い分けるアイデアが魅力的な設計事務所の提案である。新聞のようなプレゼンテーションもうまく、実際に設計の仕事についたときは、このアイデアを実現させて欲しいと思います。

『方丈の空間』
高田 美卯
堺市立堺高等学校

方丈の空間

審査員コメント 福田審査員
鴨長明の方丈記の冒頭が引用され、常に同じものはこの世には無いと言う「無常」をテーマにして、壁にあけられた開口部が外部とさまざまなつながりを持つことで詩的な魅力を持つ作品になっています。手描きのスケッチもうまく雰囲気を伝えていると思います。

『オトコの隠れ家』
池上 毅
東京都立墨田工業高等学校

オトコの隠れ家

審査員コメント 近藤審査員
森の奥にひっそり建っている隠れ家をイメージした作品。生きていくために必要なものだけを設置して、作者の男らしい気持ちがうまく表現されています。また、建築に対する興味が非常に強いことが、各部分の工夫からうかがえます。

『空の礼拝堂』
柏木 大地
山梨県立富士北稜高等学校

空の礼拝堂

審査員コメント 山野審査員長
小さな自分と大きな世界を対比して、日常とは異なる時間を感じさせるテツガク的な作品。手描きの表現力がすばらしく、この礼拝堂を訪れたときのイメージを伝達する表現力は群を抜いていました。

Autodesk賞

『Warmth』
加藤 唯
金沢市立工業高等学校

Warmth

審査員コメント 近藤審査員
高原に建つレンタルハウスをCGを駆使して、非常に分かりやすく表現しています。また平面図などからも、全作品の中でもCADが一番使えている作品であると感じました。

審査員特別賞

『お昼寝日和。』
大島 夏紀
新潟県立上越総合技術高等学校

お昼寝日和。

審査員コメント 山野審査員長
自分のためだけの昼寝空間のアイデアが良い。模型の表現もプロを思わせる作品になっています。

『シェルター』
落合 悠斗
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

シェルター

審査員コメント 福田審査員
「人間にとって最低限の小さな空間とは何か?」その問いに対してコミカルにアイデアあふれる作品に表現されていると思います。

『小さな島の隠れ家』
桑原 カンナ
山梨県立富士北稜高等学校

小さな島の隠れ家

審査員コメント 田村審査員
日常を離れて自然の中にある空間であり、一度訪れてみたいと感じられるこの作品は、夢が魅力的に表現されています。

『Climbed Wall〜達成感を与える壁〜』
白川 達也
北海道立札幌工業高等学校

Climbed Wall〜達成感を与える壁〜

審査員コメント 近藤審査員
ロッククライミングのための空間をCADを使ってうまく表現しています。プレゼンもシンプルで分かりやすくまとめています。

受賞作品 スケッチ部門 ※受賞者の高等学校は受賞当時のものです

今回は残念ながら金賞の該当作品はありませんでした。

『おしいれ』
星 ひとみ
東京都立桐ヶ丘高等学校

おしいれ

審査員コメント 山野審査員長
「安らげる、お気に入りの空間」を素直な形で表現できている。夢心地でお菓子を食べながら本を読めることでしょう。

『繋がる空間』
深澤 雅子
東京都蔵前工業高等学校

繋がる空間

審査員コメント 福田審査員
モノトーンだがソファーのぬくもりの表現が伝わってきます。色々なものをたくさん描いてもっともっとデッサン力をつけてください。

『くつろげる空間』
富田 弥月
清水国際高等学校

くつろげる空間

審査員コメント 山野審査員長
ゴッホの「アルルの寝室」を思わせるような私の部屋です。水彩絵具で質感をうまく表現しています。

『階段』
A.T.
埼玉県立春日部工業高等学校

階段

審査員コメント 山野審査員長
どこへ通じる階段なのか?孤独=安らげるなのか?いろいろと考えをめぐらさせるエンピツのスケッチです。

『My Planet House』
田畑 朱梨
東京都・私立朋優学院高等学校

My Planet House

審査員コメント 山野審査員長
手慣れた感じのスケッチでうまく自分の考えを表現しています。絵本を見ている感じの作品。

学校賞

埼玉県立春日部工業高校
北海道北見工業高校
北海道立札幌工業高校
東京都立墨田工業高校

山梨県立富士北稜高校
栃木県立宇都宮工業高校
東京都立桐ヶ丘高校
私立清水国際高校

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