第6回を迎えた高校生けんちくコンテストは191点の作品が応募され昨年より倍増されました。今回のテーマの「勉強がはかどる家」が高校生にとって日頃切実に感じている事であったことが、応募意欲を倍増したのではないかと思います。
提案の多くはいかに勉強に集中できる環境が作れるかという事を日常の家庭環境の中から生み出していこうとするものでした。自然環境と一体化したり独立した個室空間に閉じこもったりと様々な体験にもとづいた提案が多くなされました。その中でもユニークな発想を持った作品や生徒を通じた勉強が必要だという提案に関心が高まりました。
191作品の中から審査員の先生方が各々20作品程度を選び、第一次審査に50作品が残りました。その中から金、銀、銅賞を決めるのに大変な激論がかわされて、金賞1点、銀賞1点、銅賞5点という結果になりました。
短時間の中で多くの作品の中から良い提案を選ぶ為には提案の内容を如何に素晴らしいプレゼンテーションで表現するかが非常に大切な事です。若々しい発想、既存の概念にとらわれない発想を美しい表現で見せて頂ける様、次回もまた期待したいと思います。