第7回高校生けんちくコンテストは昨年同様の応募数で172作品が寄せられました。「みんなが遊びにきたくなる」というテーマの解釈は様々で意表をつくような形態で人々を招き寄せる案や、森や海の環境の中で楽しい場を提案するという案が数多く提案されました。第1次審査は5名の審査員が各々15作品を選出して41作品が選ばれました。その中から獲得点数の多い順番で金、銀、銅賞を選考する為に多くの議論の時間が必要でした。金賞に選ばれたのは海中に立つガラスの塔の家が抜群のプレゼンテーション力で美しく表現されていました。銀賞は家族の各人が個性的な場を作る楽しさや町の周囲に長い帯を巡らせて人々が憩いの場にするユニークな提案でした。今回は建築的にしっかりした案やそれをCADや模型で美しく表現している案が多くこの賞をきっかけに応募作品のレベルが上がってきている事が実感できました。