日本工学院マンガ・アニメーション科が主催する特別プログラム『ココでしか聞けない話/オフレコ』がスタートしました。このプログラムはエンタテイメント業界の第一線で活躍するプロの方々をお招きし、普段は聞くことができないアニメ・マンガ・ゲーム・イラスト制作の舞台裏に迫る特別公開講座で、まさにオフレコの貴重な裏話やエピソードが満載です。
5月23日に行われた第1回目は、大人気アニメ『チェンソーマン』のアニメ監督として知られる中山竜氏が登壇し、ご自身が携わった作品を題材に、アニメ制作のワークフローについて、具体的でリアルな解説を行いました。そのほかにもアニメ業界に関するオフレコ話や就職活動のアドバイス、そして中山氏が学生時代に描いたイラスト作品をご披露いただくなど、ここでしか聞けない・見られない貴重で濃密な1時間30分となりました。
今後は1ヵ月に1回のペースで講演を行っていく予定です。6月18日(火)にはアニメ演出家の京極尚彦氏、7月5日(金)には編集者として日韓で活躍する李泫錫(イ・ヒョンソク)氏、そして9月2日(月)には、週刊少年ジャンプの編集者を務め、「Dr.スランプ」や「DRAGON BALL」など大ヒット作の誕生にもかかわった鳥嶋和彦氏が登壇予定です。
このプログラムは、日本工学院の教育としてだけでなく、これからのエンタテインメント業界を支え、牽引していく若者を応援する企画です。イベントの詳細や最新情報は、日本工学院のホームページや学科のSNSで随時発信していきますのでご期待ください。
6月開催分
京極尚彦
6月18日(火)
16:30〜18:00
アニメ演出家、アニメ監督。3DCGキャラクターのダンスシーン演出を得意とし、初の監督作『ラブライブ!』で一躍その名を上げる。代表作は『プリティーリズム』シリーズ、『宝石の国』など。
7月開催分
李泫錫(イ・ヒョンソク)
7月5日(金)
16:30〜18:00
株式会社レッドセブン代表取締役。編集者としてスクウェア・エニックスNHNcomicoなどを経て現レッドセブンを創業し、日韓で編集者として多くの作品に携わっている。
9月開催分
鳥嶋和彦
9月2日(月)
16:30~18:00
漫画編集者。鳥山明、桂正和、稲田浩司を発掘育成し、「Dr.スランプ」「DragonBall」などのヒット作誕生にもかかわる。その後、集英社全雑誌の責任者の専務取締役、株式会社白泉社社長などを歴任。現在は、フリーの漫画編集者として活動。株式会社ブシロード社外取締役。