デザイン科では、3年間の学習の集大成として卒業制作を行っています。ポスター、広告、イラスト、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、Webなど、各自で設定したテーマに基づき、自由な発想と豊かな感性で制作した様々な作品が展示されました。2022年3月に卒業した蒲田校デザイン科の学生作品の一部をご紹介いたします。
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デザイン科 グラフィックデザイン専攻 服部 真歩
小学生が食について楽しく学びながら生きる力を育み、給食を「楽しい時間」にすることを目的とした「もぐもぐっど タイム」というプロジェクトを考えました。コンセプトは「食への興味・知識を持ち、給食を楽しく食べる」。全ての制作物を見ていて楽しくなるように、興味を引いてもらえるようにカラフルにしています。このプロジェクトが小学生にとって給食を「good time」に変えられるものになっていれば嬉しいです。
デザイン科 イラストレーション専攻 横山 璃歩
環境と人に優しい「エシカルファッション」の啓蒙を主軸に、本やグッズの制作、また、ワークショップなどのイベントを企画しました。現在のファッション業界では、環境問題や労働問題が懸念されています。それを解決するためにあるエシカルファッションを、より多くの人に知ってほしいと思い制作しました。1ページ1ページのデザインも見ていて楽しくなるよう、かわいいデザインにしています。この作品を通して若者がエシカルファッションや環境保全に興味を持ってもらえたらと思います。
デザイン科 インテリアデザイン専攻 梅原 巧
波打ち際で囁くように歌い、音を奏でるというシーンをデザインで表現し空間に落とし込んだ施設です。ロケーションは日比谷野外音楽堂のある日比谷公園内。東京湾の埋め立てにより出来たこの地に、以前の海の情景を感じることを狙っています。海にある要素を取り入れた空間は、まるで音楽を聴きながら海岸を散歩しているかのような気分になるでしょう。
デザイン科 プロダクトデザイン専攻 八城 有紀
子どものためのキッチンツールセット。自分専用のキッチンツールがあることで、楽しくお手伝いを習慣化できることを目指しました。子どもが持ちやすく洗いやすいシームレスな造形、シリコンやセラミックを素材として採用し、優しく親しみやすい使い心地を実現。料理を作って終わりではなく、洗ってお片付けまでをスムーズに行える一連の行為と、楽しいお手伝いライフをデザインしました。
卒用制作展の会場をリアルに再現した3Dバーチャル空間をご覧いただけます。
卒業制作作品は、このほかオンライン卒展でも展示中です。
こちらもぜひご覧ください。
https://www.neec.ac.jp/exhibition/