日本工学院八王子専門学校・スポーツトレーナー科教員の五十嵐美歩先生(JSPO-AT/JPSA-ST/健康運動指導士)が、2023年7月に台湾で開催された「第4回世界ろう者卓球選手権大会」に日本代表チームのトレーナーとして帯同。見事女子団体で金メダル、男子団体で銅メダルを獲得しました!
本校スポーツトレーナー科は、野球、サッカー、ラグビー、卓球など各種スポーツの国内外でのトレーナー経験を持つ教員がズラリ。一流によるサポートで、スキルやマインドを伝授しています。
◆日本代表のトレーナーとなったきっかけを教えてください
「5年ぐらい前に、障がい者スポーツに長けたトレーナーである大学時代の恩師から声をかけていただいたのがきっかけです。そこから日本ろうあ者卓球協会のトレーナーとしてサポートすることになり、『第4回世界ろう者卓球選手権大会』にTEAM JAPANのトレーナーとして帯同しました。」
◆このトレーナー活動で苦労した点、良かった点は何ですか?
「苦労した点を挙げるとすれば、コミュニケーションの取り方(手話や口話、ボディランゲージ)、組織の中でのポジションなどです。どうすれば良くなるかを考えました。
健聴のスタッフはほぼいなかったので、最初は人見知りのため緊張しました。
ただ、手話は習うより慣れろで、選手や協会関係者など、周りの方々にいつも助けてもらってきたので、結局のところ苦労より楽しい方が勝ります!
良かった点は全てです! 世界が広がりましたし、今大会女子団体戦は金メダル獲得することができ世界一になれたので、本当に嬉しかったです!」
◆世界大会などから得た活動経験を、本校学生にどのように伝えていきたいですか?
「私は秀でた才能があるわけではありません。最初から大舞台に立てたわけではないし、始めは上手くいかないことばかりでした。
学生時代は今よりずいぶんネガディブ思考だったと思いますが、何事にもひたむきに取り組んできました。
やってできないことはない。やるかやらないか、それだけだと思います!
そして、周りの人たちの助けがあって今があるとも感じています。
日本工学院八王子専門学校のスポーツトレーナー科は、教員の得意分野も多岐にわたるため、さまざまな経験ができると思います。ぜひ一緒にトレーナーを楽しみ、一緒にチャレンジしていきましょう!」
◆トレーナーとしての今後の目標などがあれば教えてください
「トレーナーという職業は、身体にも心にも、人生にも関わることのできる素敵な職業です。
関わる人たちにとって少しでも『楽しい』『嬉しい』『幸せ』という気持ちを増やせる、プラスの存在になれたらいいなと思います。」