電子・電気科学生が、パラ・パワーリフティング判定表示ボードを製作

2月1日、2日に八王子キャンパスの片柳記念ホールで開催された第20回パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会を、日本工学院八王子専門学校では全カレッジをあげてサポート。テクノロジーカレッジを代表して電子・電気科では、審議の結果を多数決で集計し、成功、失敗を自動で判断表示するシステムを製作、当日の操作・運営を担当しました。
パラ・パワーリフティング判定表示ボードは、ホールのどこからでも見えるように高さ180cm幅90cmとし、アクリル板を組み合わせて製作。また、3人の審判から同時に競技結果を受信できるようにワイヤレスの判定機を作成し、大会期間中も安定な通信が確実にできるよう、WiFiやワイヤレスマイクと周波数が異なる通信モジュールを選択しました。各審判からの判定結果は競技団体からの指定により、成功は白、失敗は赤で表示。失敗時には原因をサイドディスプレーで、紫、オレンジ、青、緑の各色によって表示します。また、色の再現性を高めるためLEDはPWM(パルス幅変調)で色合いを制御しました。大会当日は、試合等の進行を考慮し、結果の判定表示のタイミングを手動で制御できるように変更。失敗理由等の解説時間を効果的に演出し、大会を大いに盛り上げることができました。
電子・電気科と、パラスポーツとのコラボが実現した今回の大会。テクノロジーカレッジでは、さまざまな業界、団体とのコラボレーションによって、実践的にスキルを高めるとともに、教育で培った経験と技術を地域や社会のために役立て、学生の社会への順応と貢献していく力を育成しています。


◎電子・電気科
https://www.neec.ac.jp/department/technology/electronic/