コロナ禍の中、さまざまなシーンで⽇常的に使用されることが多くなった⾮接触型体温計。この度、⽇本⼯学院八王⼦専⾨学校電⼦・電気科では機械設計科と共同で、「オリジナル⾮接触型体温計」を設計・製作しました。⾮接触型体温計は、⼈体に触れることなく、⾝体から出ている⾚外線量を測定することで熱を測ることができるもので、スイッチを入れて近づけるだけで体温がLEDで表⽰されます。また、ケースには透明なアクリル板を使用していますので、構成されている電⼦回路部品が⾒え、ものづくり技術を⽬で⾒て確認することができます。設計・製作は、電⼦・電気科が電⼦回路を担当し、電⼦回路CADを利用して設計、基板加⼯機で電⼦回路基板を作成。ケースは機械設計科が担当し、機械設計用3次元CADにて設計、透明アクリル板は切削加⼯機で加⼯し、ケース本体は3Dプリンタで出⼒を⾏いました。なお、製作にあたり、スポーツ・医療カレッジやデザインカレッジの先生方からもアドバイスを受けて試作を繰り返し、完成へとつながりました。
◎電子・電気科
https://www.neec.ac.jp/department/technology/electronic/