建設技術者・技能者の教育訓練施設「富士教育訓練センター」(静岡県富士宮市)にて、土木・造園科の他、建築学科、建築設計科の希望学生49名が3月6日~8日、二泊三日で「施工体験実習」に参加しました。コロナ禍で開催を中止しており、2019年以来の開催となりました。
朝のラジオ体操、作業前のKYミーティング(危険予知ミーティング)から実習がスタート。日頃、机上で学んでいる建設資材や工具に触れて、足場組立や鉄筋の配筋などチームで力を合わせて、作業を進めていきました。まさに建設現場はチームワークでの作業が必要不可欠です。「ものづくり」の醍醐味を認識しました。
今回、女子学生も参加しております。ドボジョ(土木女子)、リケジョ(理系女子)、けんせつ小町(建設業で働くすべての女性の愛称)等の言葉がありますが、建設業は女性の活躍できるフィールドは多岐にあります。宿泊研修のため、協調性や仲間意識を養う機会にもなりました。研修の最後には「グループワークの姿勢、前向きな行動、作業時の声かけなど」を講師の先生から高く評価いただきました。
このリアルな体験をこれからの学びに生かして、「若きつくりびと」をめざします。
今回の研修には、本校と連携協定を締結(2019年7月)しております「三多摩建設業連合会」から参加学生へ研修参加費の一部を助成協力いただき実施しました。