6月18日(火)、2009年サウジアラビア王国に設立された、サウジアラビア電子機器・家電製品研修所(SEHAI)の第10期生卒業式、及び開校10周年記念式典に出席いたしました。卒業式では、在サウジアラビア日本国大使、職業訓練公社(TVTC)総裁をはじめ多数の来賓が出席。式では、片柳学園を代表して祝辞を述べさせていただきました。また記念式典では、両国の文化交流の一環として,リヤド日本人学校の児童・生徒による太鼓演舞も披露。片柳学園からは、記念品として学園長が描かれたざくろの絵を贈呈いたしました。
SEHAIは、日本とサウジアラビアとの産業協力の枠組みの元、2009年に両国政府の支援を得て設立された電子機器・家電製品などの修理・保守技術者を養成する研修所です。日本工学院は、SEHAI設立当初から技術者の育成を全面的に支援。日本の大手家電メーカーなどとともに、教育機関として唯一参加し、カリキュラムや教科書、インストラクター教育、教員派遣などを行っています。
式典後に行われた関係者とのミーティング(ジョイントコミッティ)では、10周年を迎え、今後の課題や教育支援についても意見交換をいたしました。今後もこの活動を継続していくことで、両国のさらなる友好と発展に寄与できればと思っております。