2025年10月11日(土)~12日(日)にかけて、神奈川工科大学にて開催された「情報処理学会 コンピュータと教育研究会 第181回研究発表会」で、煤孫統一郎(ITスペシャリスト科教員)が研究発表を行いました。煤孫統一郎は6月にも同学会で研究発表を行っています。
今回発表した論文のタイトルは、「ソフトウェア開発PBL※における個人のパフォーマンスに相関するメトリクスの経年変化」。
日本工学院専門学校で、2018年度にPBLを行った学生と2024年度にPBLを行った学生とで同じメトリクスを取得し、経年変化の調査結果を発表。さまざまな項目で相関に変化がみられ、2018年~2024年の間に起こったコロナ禍や基本情報技術者試験の内容変更などによる影響が示唆されました。
※PBL(Project Based Learning)・・・・専門学校では昔から取り入れているグループ演習。「課題解決型学習」とも呼ばれ、学生が実社会に近い課題やテーマに対し、チームで協力して課題に取り組む演習のこと。
この研究結果は今後のPBLの実施方法などに還元を行い、より学生にとって有意義な授業が行えるよう、引き続き運営方法の改良に取り組んでまいります。