学習の理解度・習熟度を深めるために、1年次から3年次へと段階的に学んでいくカリキュラム(教育設計図)を採用。医療の基礎からしっかりと学ぶことができるので、初めて医療分野を勉強する学生でもスムーズに取り組めるようになっています。
電子パンフレットは、PC、タブレット、スマートフォンデバイスでも、特別なソフトウェアを使用することなく、通常のブラウザだけで実際に本をめくる感覚で文書を読むことができます。本校の電子パンフレットはmeclibのサービスを使用しています。 |
主な授業内容(参考)を、2025年度カリキュラムより抜粋して掲載しています。詳しくは上記カリキュラム(PDF)を参照してください。
1年次 |
東洋医学・西洋医学の両面から学び、“人を診る”基礎を固めます 「東洋医学概論」「経絡経穴」など東洋医学の基礎と、「解剖学」「生理学」といった西洋医学の基礎を併せてしっかりと学習します。 |
2年次 |
診療・治療の基本と並行し「証」の立て方も学びます 1年次から継続して体験する実習と並行して、疾病の原因や病態把握の方法なども学びます。西洋医学に基づく検査法や、東洋医学的診断「証」の立て方を学ぶことで、治療に直結する技術や判断力などを養成します。 |
3年次 |
臨床実習を重ね、学んだ技術をより高度なものにして国家試験に挑む はり師・きゅう師の国家試験に万全の体勢で臨めるよう、徹底して学力アップをはかります。1・2年次に学んだすべてを応用に生かしながら臨床実習を繰り返すことで、社会に出て即戦力となるレベルへ技術を高めます。 |
●解剖学
臨床活動を行う上で必要な知識である、人体の構造(神経系、内臓系、筋系、骨格系など)について学びます。
●経絡経穴
鍼灸施術の基礎となる経穴(ツボ)について、名称や、主治作用について学びます。
●診察学応用
東洋医学的診断法と西洋医学的診断法を学び、適切な施術を施すための判断力を養います。
●取穴実技
さまざまな疾患の施術を行うため、体表解剖学の観点から、正確な取穴技術を取得する方法を学びます。
●はり実技
鍼(はり)施術の基本技術から実践的に学び、臨床において鍼施術をどのように行うか、部位別、疾患別に実習します。
●灸実技
灸(きゅう)施術の基本技術から実践的に学び、臨床において灸施術をどのように行うか、部位別、疾患別に実習します。
●東洋医学概論
東洋思想の陰陽五行論を基礎理論として、東洋医学的な身体のメカニズムや病気についての考え方、診断施術法について学び ます。
●臨床医学各論
臨床活動を行う上で必要な「疾患」の知識について学びます。
●鍼灸理論
鍼灸施術における治効理論や関連学説について学びます。
●漢方薬概論
一般的によく使われる生薬、方剤について学びます。
●スポーツリハビリテーション
受傷から、スポーツ現場復帰までのサポートに関する知識を学びます。
●バイオメカニクス
基礎力学からはじまり、歩行、人体のしくみ(運動器系)について学びます。
時間割 1年次 前期 (サンプル) |
★授業は1コマ90分。9:30始業、16:40終業(4時限)です。(予定) |
時間/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1時限 | コンピュータ1 | 経絡経穴1 | 手技実技1 | 生理学1 | 灸実技1 | |
2時限 | 東洋医学概論1 | はり実技1 | 臨床心理学 | 介護基礎 | 解剖学1 | |
3時限 | 医療概論 | からだのしくみ1 | はり実技1 | 鍼灸理論1 | からだのしくみ1 | |
4時限 | スポーツ鍼灸1※ | 美容鍼灸2※ | 整体1※ | アロマ講座※ |
※希望者自由選択制