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鍼灸科 NEWS & TOPICS

鍼灸分野のプロフェッショナルを育成する鍼灸専門学校。

鍼灸科 NEWS & TOPICS鍼灸科 NEWS & TOPICS
2021年09月13日
八王子校

さまざまな道を経て鍼灸科へ

〜キャリアチェンジでセカンドステップを踏み出す~

川節さんと百瀬さん

日本工学院の鍼灸科で学んでいるのは、高校卒業の現役生だけではありません。大学や短大、社会人や主婦、日本工学院の他学科の学生など、さまざまな経験をしたのちに、鍼灸師をめざして入学してくる方々がたくさんいます。それまでの経験を生かし、さらに鍼灸施術のスキルを身につけることで、ワンランク上の鍼灸師として活躍したい、そのために子育てをしながら、仕事を続けながら学んでいる学生もいます。鍼灸科では、時間の制約がある中でも、やる気次第でしっかりと学べるよう、講師の先生が個別にしっかりとサポート。多くの学生が国家資格を取得し、卒業後にはプロの鍼灸師として幅広いシーンで活躍しています。

看護師から主婦、そして鍼灸科へ入学した川節有加さん、サッカー選手から日本工学院スポーツトレーナー科、そして鍼灸科へ再入学した百瀬碧依さんのお二人も、現在、現役生とともに鍼灸科で学ぶ学生。卒業後は鍼灸のプロとしてそれぞれのフィールドで活躍することを目標に、日々がんばって学んでいます。

看護師を20年勤め、そして結婚、出産を経て鍼灸の道へ

川節 有加
鍼灸科2年
北海道立木古内高校出身

川節有加さん

高校を卒業後、人の為になることがしたいと思い医療関係をめざし、獨協医科大学病院、埼玉石心会病院の救急救命や集中治療室などで、看護師として約20年勤務していました。その後、柔道整復師の夫と出会い、結婚、そして看護師も退職。夫は整骨院を営んでいて、そこでなにか手伝うことができないかと考え、夫の勧めもあり鍼灸師をめざすことにしました。

いくつかの学校を見学したのですが、オープンキャンパスに来た際に、日本工学院八王子専門学校は実技にとても力を入れていることを知り、ここで学びたいと思い決めました。また入学当時は子供が1歳と2歳と小さく、一番手がかかる時期でしたので、キャンパスが自宅から近かったのも決め手となりましたし、実際とても助かっています。

子育てと学びの両立を可能にする環境がここに

授業は覚えることが多く、さらに随時小テストが行われるので大変です。ましてや家で復習する時間を持つことがなかなか難しいため、特に授業には集中して取り組んでいます。また、日本工学院八王子専門学校では、放課後や空き時間にも、学校の鍼を使って自由に練習できる環境が用意されているので、自分の時間に合わせて実技の練習を行うことができます。家では練習ができない私にとって、これは素晴らしい環境だと感謝しています。

現役生のクラスメイトに比べ、子供のいる私は時間の面などでハンデもありますが、自分の看護師時代の経験が大きなアドバンテージとなっています。看護師時代に培ってきた西洋医学の知識や臨床経験などは、鍼灸を学ぶうえでも基盤となり、スキルアップの推進力になっていると思います。また、若いクラスメイトの方達とこのように一緒に学べるという経験も貴重です。とても新鮮で毎日楽しく過ごせています。

家族と鍼灸の仕事、新しいステップを踏み出すために

鍼灸師の仕事は、自宅で開業したり、出張施術など、どこかの医院などに就職をすることなく働くことも可能で、また私のように小さな子供がいても、時間の自由がきいて、自分のペースで仕事ができる仕事です。私は卒業後は子育てと両立しながら、夫の整骨院で鍼灸担当として活躍していきたいと考えています。これから卒業まで、講師の先生方のサポートを受けながら、鍼灸師の国家試験合格をめざして毎日しっかりと学び、取り組んでいきたいと思います。

サッカーへの情熱が、スポーツトレーナー、そして鍼灸へと広がる

百瀬 碧依
鍼灸科1年
私立星槎国際高校

百瀬碧依さん

高校時代は、学校がサッカーの強豪校でしたので、私も選手としてサッカー漬けの3年間を送りました。練習中、試合中に怪我をすることも多く、不調に悩まされていたことから、治療や予防などの専門スキルを身につけたいと思うようになり、サッカーを続けながら、進路を日本工学院八王子専門学校スポーツトレーナー科三年制に決定。ジムやスポーツ・運動施設などが豊富に揃っていますし、サッカーコースとの連携で、フィジカルトレーニングやリハビリテーションなどを実践で学べることが大きな魅力でした。

鍼灸の技術に出合ったのは、スポーツトレーナー科三年制に在学中、学生トレーナーとしてプロの現場で学んでいた時です。プロのトレーナーの方に、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などトレーナーの他にプラスして何かの資格を持ってる方が多く、その中で私が一番興味を覚えたのが鍼灸師でした。さまざまな施術がある中で、現場で即効性を持つのが鍼だと知ったことが、私を鍼灸に惹き付けたのです。よし、トレーナーと鍼灸のダブルライセンスを取ろう、そう思った私は、迷わず鍼灸科への進学を決めました。

働きながら現場を知り、そして新たに鍼灸を学ぶ充実の毎日

日本工学院には再入学優遇制度があり、卒業後、他学科に再入学する場合には入学金免除、また審査によって学費も減免されます。私はさらに親に迷惑をかけないよう、整骨院でのアルバイト、そして個人契約でテニスの帯同トレーナー、パーソナルトレーナーをしています。朝起きて6時半からジムでトレーニングをし、学校に来て授業を受け、その後治療院の仕事に行く毎日。大変ですが、身体を動かすことも好きですのでとても充実しています。

先生の個性が溢れる授業では、教科書に載っていないところまでも、くわしく、そしてわかりやすく解説してくださいます。スポーツトレーナー科で学んだこととリンクすることも多いので、さらに知識が深まっていくことを実感できています。また、講師の先生、補助員の先生も近しい距離感でいてくださるので、なんでも相談できますし、声かけもしてくださいます。もちろん、どの先生も国家試験に合格している先輩ですので、アドバイスも的確で、力になります。

選手のためになりたい、その夢を叶えるためにもっとスキルアップを

卒業後は、今お世話になっている治療院勤務を続けていく一方で、今年開幕を迎える日本初の女子プロサッカーリーグ・WEリーグの振興にも携わっていければ嬉しいと思っています。それにはしっかりとしたスキルを持つのに加え、周りの方が一緒に仕事をしたいと思われるような人間になることが必要。これから鍼灸科で学ぶ2年間のうちに、さらにコミュニケーション能力、技術面をともに高めていくことが目標です。

●再入学優遇制度

日本工学院には、卒業と同時に他の学科へ入学する学生を支援する再入学優遇制度があります。選考料および入学金の全額免除に加えて授業料の減免を受けられるため、経済的な負担を抑えながら、スキルアップすることが可能です。

詳しくはこちら

◎鍼灸科
https://www.neec.ac.jp/department/sports/acupuncture/

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