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応用生物学科 NEWS & TOPICS

応用生物分野の技術者・エンジニアを育成する応用生物専門学校。

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2022年11月29日
八王子校

文系も未経験者でも問題なし!他ジャンルから理系の学びへ転向する学生が増えています

応用生物科 藤森成紀さん

日本工学院八王子専門学校 応用生物学科で学ぶために、入学前から理系科目の知識を持っている必要はありません。一般校の文系や商業高校で学んだ方、他ジャンルで活躍する社会人の方でも大丈夫。化学や環境、そしてものづくりに興味があり、医薬品・食品・化粧品分野などに将来進みたいという意欲さえあれば、知識や技術がなくとも着実に成長できるカリキュラムが用意されています。実際に応用生物学科で学ぶ学生には、理系初心者や数学が不得意で入学してくる方が少なくありません。
応用生物学科では、理系の学びに不安のある方をしっかりとバックアップ。数学や化学も基礎レベルから学び直すことで強固な学習地盤を築き、また専門スキルも実習中心の学習で身につけることが可能です。さらに講師が個々のレベルに合わせて学習をサポート。スキルアップを促し、望みの就職へと導きます。

現在応用生物学科で学ぶ藤森成紀さんも、商業学校で学んだあと応用生物学科へ入学した学生の一人。一から理系の学びに取り組みスキルを習得後、大手企業への就職内定を獲得されました。高校での学びも活かし、「化学や生物の分野で専門知識を持った技術者としてものづくりに関わりたい」という夢を叶えた藤森さんにお話を伺いました。

商業高校卒業後に理系の学びに転向
2年間の学びで大手企業への内定を獲得

藤森 成紀
応用生物学科2年
長野県穂高商業高校出身
株式会社AGC内定

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私は商業高校を卒業後に進路を理系に転向し、日本工学院八王子専門学校 応用生物学科へ進学しました。高校進学時には、普通科で学ぶより実践的なスキルが学べるという点で商業高校を選んだのですが、卒業時にこのまま経営や経済、情報関係のキャリアへ進むことに疑問を感じてしまったのです。本当に自分がやりたいことは何なのかを考えたときに、中学校の頃に理科の実験が大好きだったことを思い出しました。目の前で起こる現象を追いかけたり、次に起こる事を予想したり、座って理論的な事だけを学ぶよりとても楽しく感じていたのです。商業高校での学びもとても楽しく有意義だったのですが、やはり自分の原点である化学や生物の分野に進み、将来は専門知識を持った技術者としてものづくりに関わりたいという思いが日に日に強くなっていきました。

商業高校から応用生物学科へ、夢を叶えた先輩の存在に背中を押され

しかし商業高校で学んだ自分が、はたしてこれから理系の専門分野に進むことができるのか疑問でした。商業高校では化学基礎や生物基礎くらいしか履修しておらず、自分は数学も得意ではありません。どのように理系への道を進んでいけばよいのかわからず、まずは生物や化学を学べる学校をリサーチしてみました。いろいろな学校のホームページや案内書を細部まで読みこみ、カリキュラムや学べる範囲、そしてどのような企業のどういった職種への就職があるのかなどを入念に調べました。その中で、商業高校から日本工学院に進学し、大手企業AGCへ就職された方がいることを、日本工学院の就職速報で発見。ここなら自分も理系の道へ進めるのではと思い、高校の先生に相談して応用生物学科への進学を決めました。そして先生の応援もあり、最終的には推薦入試で受験することができました。

基礎から学べるカリキュラムで、スムーズにスキルアップ

fujimori03 入学してしばらくは、理系の授業についていけるのか不安でした。しかし実際にスタートしてみると、苦手な数学や分析化学などでは多少苦労はしたものの、中学校の復習レベルの基礎から授業が行われるので安心して学ぶことができました。また、先生方も授業のまとめ動画を作ってくれるなど、授業以外でも自分のペースで復習ができるようさまざまな対策を取ってくださいます。そして同じ目標を持った友達といっしょに教え合いながら学ぶ環境であることも、学びを進める上での大きな力となり、楽しみながら勉強に取り組むことができました。
授業の中で私が特に好きなものは、やはり実験・実習です。プロ仕様の機材を使った実験・実習はもちろん難しくもありますが、集中して取り組んでいると1日があっという間に終わってしまいます。

初めての東京での生活も、寮のおかげで楽しく安心で快適に

初めての理系の学びということの他にもう一つ心配なことがありました。実家が長野の私にとって、日本工学院への進学は東京での初の一人暮らしを意味します。東京の学校に進学する高校の友達も多く、自分自身も自立をしたいという気持ちを持っていたので、一人暮らしは嬉しかったのですが、食事や洗濯など身の回りのことなどはちょっと不安でした。しかし、そんな私には学生寮がある日本工学院はぴったりでした。食事も提供されますし、洗濯機なども備え付けで助かります。さらに近くにコンビニやスーパーもありますし生活にはまったく不便を感じません。また、寮のエントランスなどは開放的で、友人たちと楽しく過ごせる場所があるのもとても良かったです。八王子は新宿や横浜にも出やすく、IKEAやららぽーとのある立川にもすぐ行けるので休日も楽しく過ごすことができました。
このような良い環境が、学びの面でも下支えとなり、有意義な2年間を過ごすことができたのだと思います。
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受験せずに後悔したくない、思い切って大手企業にチャレンジ

fujimori04 1年生の2月末ころには就職活動が本格化。高校3年生の進路選択の頃、クラスの中で進路の方向性が決まっていなかったのが自分だけだったことを思い出し、早くから行動を起こすことに。学内合同企業説明会などのイベントもスタートし、私も積極的に参加しました。学内合同企業説明会ではたくさんの企業が並ぶ中、AGCのブースも発見。そこには就職速報に掲載されていた、商業高校から応用生物学科に入学しAGCに入社した先輩がいらっしゃいました。私に理系へ転換する勇気をくれた先輩にお話を伺っていると、自分がバトンを受け取っているような、そしてチャンスが回ってきたような思いに。受験せずに後悔するより受験して不合格の方がいい、そう思いAGCにエントリーをしました。
AGCの選考過程には筆記試験と面接試験があり、筆記試験には苦手な数学が入っていました。SPI対策は学校の授業で教材を手に入れることができたので、春休みはすべて筆記試験対策に費やし、ひたすら数学を勉強。そして、時間を見つけては学校のキャリアサポートセンターに足を運び、何度も面接の練習をしました。
その甲斐あって、両試験共に自信を持って挑むことができ、無事に内定の連絡をもらうことができました。正直自分には難易度が高く感じており不合格も覚悟していたので、本当に嬉しかったです。そしてまさか自分が高校時代に見たあの就職速報に、憧れた先輩と同じ形で掲載されたことにもびっくりしました。

他ジャンルから理系の学びへの転向、日本工学院なら実現できます

私がこの学校で2年間を過ごし今思うことは、商業高校出身者が応用生物学科で学ぶことはとても相性が良いということ。商業高校での学びは応用生物学科には関係ないように思えますが、実は数値からその奥にある意味を見つける点など、とても似た考え方をしています。普段から数値に触れることの多い商業高校での学びは、応用生物学を学ぶ上でもとても役に立ちました。さらに商品開発プロジェクトで行うマーケティングや市場リサーチの場面でも、商業高校で学んできたことが大きな力になることを感じました。
応用生物学科で学んだ2年間では、医薬品、食品、化粧品、化学分野のさまざまな体験ができ、世界を広げることができました。そして他分野からの進学だった私でも、大手企業への内定という形で想像以上に大きな結果を得て、努力を実らせることができました。可能性と実力をどんどん広げることができる応用生物学科を進路に選んだことは良い選択だったとつくづく感じています。みなさんもぜひ臆せずチャレンジしていただきたいと思います。
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◎応用生物学科についてくわしくはこちら

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