柔道整復科のカリキュラムは基礎・専門基礎・専門・応用の4つの科目郡で構成されており、専門科目はさらに柔道整復学系と柔道整復実技系に分かれます。特徴は、専門科目の中にスポーツ関連の科目を取り込んでいること。そのため、本来の柔道整復学(術)に加えて、テーピングなどスポーツ関連の技能も身につけることが可能です。さらに機能訓練科目も用意しています。
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電子パンフレットは、PC、タブレット、スマートフォンデバイスでも、特別なソフトウェアを使用することなく、通常のブラウザだけで実際に本をめくる感覚で文書を読むことができます。本校の電子パンフレットはmeclibのサービスを使用しています。 |
主な授業内容(参考)を、2025年度カリキュラムより抜粋して掲載しています。詳しくは上記カリキュラム(PDF)を参照してください。
1年次 |
人体の基本を理解し、柔道整復の基礎を固めます 医療に携わる者として、大切な基礎医学知識と一般教養を総合的に学習。人体の構造と、疾患や損傷などを統合して理解できるようにします。また柔道整復術の基礎となる「包帯」や「柔道」「骨折総論」なども学びます。 |
2年次 |
基礎から応用へ、手技療法もマスターします 1年次の学習をベースに内科系や外科系などの専門的医学知識を身につけ、さらに骨折や脱臼に対する手技療法もマスターします。実技については基礎から応用へと発展させ、臨床現場で発揮できるレベルをめざします。 |
3年次 |
国家試験はもちろん、進路に合わせてスキルアップ 卒業後に治療者として働くための技術を磨く最終段階です。柔道整復師国家試験対策はもちろん、独立を視野に入れたさまざまな知識を習得。自分の進路に必要な技術を学び、さらに3年間の総まとめを行います。 |
●生理学
人体の生命活動に必要な細胞などの役割を理解し、人体の基礎的な生理学を学びます。
●施術概論
部位別の具体的な外傷の成り立ちや施術方法について学びます。
●ほねと筋肉
からだの各部位について、幼児や老人にも理解しやすく説明できる知識を学びます。
●包帯
柔道整復術に必要な包帯の巻き方について学びます。
●病理学
炎症や腫瘍などの基礎知識を学びます。
●予防指導
健康に生活するうえで必要な、知識と情報を学びます。
●運動処方
健康と運動の必要性について学びます。
●医療関係法規
柔道整復師法とその他の医療関係法規について学びます。
●固定方法
患部を固定するさまざまな手段を学びます。
●骨折総論、脱臼総論、軟部組織損傷総論など
部位別の具体的な外傷の成り立ちや施術方法について学びます。
●整形外科学
整形外科治療の基礎知識や代表的治療方法を学びます。
●柔道
礼法、投げ技、抑え技など、柔道整師として必要な柔道の技術・知識を習得します。
時間割 1年次 前期 (サンプル) |
★授業は1コマ90分。9:30始業、16:40終業(4時限)です。(予定) |
時間/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1時限 | 後療法実技1 | 骨折理論(上肢) | 触診実技 | 運動処方1 | 脱臼理論 | |
2時限 | 病理学2(概論) | 予防指導1 | 解剖学3 | 骨折実技(下肢1) | 生理学3 | |
3時限 | 柔道3 | ケガの手当1 | 施術概論1 | 軟部組織損傷実技 | ||
4時限 | 物理療法理論 |
柔道整復科では、学習内容をステップ式に明示し、就労に必要なスキルを、卒業までに段階ごとに着実に身につける「教育設計図」を導入しています。学生全員がしっかり学べる日本工学院独自の教育システムです。 |
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