雑誌・編集デザイン
週刊誌や各種専門誌、フリーマガジンなどのデザイン・編集を行うには、エディトリアルデザインのスキルに加え、企画や取材、文章のコピーライティング、撮影など幅広いテクニックやスキルが必要です。ターゲットとなる読者層を想定したうえで構成を考え、読者が手に取って惹き込まれる紙面作りを行ない、多くの人に受け入れられる普遍的なデザイン、編集をめざします。
ここでは、雑誌・編集デザインのスキルを学んだ、デザイン科(3年制) グラフィックデザイン専攻の学生が制作した作品の一例をご紹介しています。
唯野 麻衣(グループ制作)
デザイン科 グラフィックデザイン専攻/神奈川県立松陽高校出身
デザインを学ぶ学生の日常をテーマに雑誌を制作しました。今私たちが作る意味を考え、デザイン科の学生たちや、デザインに興味のある高校生へ向けて、普段の過ごし方や、課題の裏側などを学生視点から伝える企画を詰め込みました!タイトルロゴはチーム内でコンペを行い、人気投票で票が多かったデザインを採用しました。
From Teacher
ターゲットに合わせた多様な企画がしっかり考えられており、等身大のデザインを学ぶ学生の様子が楽しげに、そして魅力的にデザインされています。ページを捲る楽しみのある雑誌になりました。グループ制作の場合、ページごとにデザインにばらつきが出てしまいますが、こちらはは統一感のあるディレクションがされています。
思い立ったが吉日。
ふらっと行ける絶景スポット関東編
八王子校
野口 護
デザイン科 グラフィックデザイン専攻/東京都立拝島高校出身
コロナ禍のこのご時世だからこそ密集を回避した都心外の魅力を伝えたいというコンセプトを元に関東圏の絶景スポットを紹介するという観光雑誌を想定しデザインさせていただきました。
From Teacher
このコロナ禍において、観光業をフィーチャーした企画を考え、行ってみたくなるような場所の紹介と、外出をもっと身近に感じてもらおうという、企画アイデアがとても良かったです。デザイン面においても、観光地選びから、取材もレイアウトした時のことを考えて写真撮影をし、その後のデザインワークとアートディレクションがとても素晴らしいです。読んでいて、その場所に行ってみたくなる、そんな雑誌のデザインですね。
デザイン科(3年制)では、デザインの基礎から現場で即戦力となるための高度なスキルまでを、現場経験豊かなプロの講師による指導で学習。専門性の高いデザインを学ぶための4専攻を設置。実践的な学習を通して感性とスキルを磨き、卒業後は幅広い業界で活躍できるプロデザイナーをめざします。