撮影・画像レタッチ
スチール撮影をし、専用の画像処理ソフトを用いて画像の修正・補正(レタッチ)をおこなうことは、さまざまなデザインをする上で重要なスキルです。画像の拡大や縮小、切り抜き、明るさやコントラスト、色味などの補正、色調変換、そして各種フィルタを使用したり、合成をするなどして制作するオリジナル画像制作まで、デザインスキルとクリエイティビティを発揮して作品を作りあげます。
ここでは、撮影・画像レタッチのスキルを学んだ、デザイン科(3年制) グラフィックデザイン専攻の学生が制作した作品の一例をご紹介しています。
服部 真歩
デザイン科 グラフィックデザイン専攻/東京都・私立文京学院大学女子高校出身
実在する女性向け月刊美容雑誌のイメージを想定してクラスメイトをモデルに起用し、撮影用のセット、スタイリング、写真撮影、写真のレタッチまですべてを行い、表紙をデザインしました。表情やポージングの指示を細かく行い、理想に近づけるために何百枚も撮影し、その中から厳選した1枚をデザインに落とし込みました。
From Teacher
モデルのポーズや表情、ヘアメイクにも拘りが感じられます。黒い背景を選んだことで、画面に緊張感が生まれました。良い雰囲気で撮影できたことが、モデルの表情にも表れています。女性向けの美容雑誌ということで、レタッチにも丁寧に取り組んでいます。しっかりアートディレクションされた完成度の高い作品です。
横山 友葉(グループ制作)
デザイン科 グラフィックデザイン専攻/神奈川県立茅ヶ崎高校出身
八王子校デザイン科の先生方を紹介する雑誌を想定し、制作をしました。先生方の個性や魅力が伝わるような誌面デザインを心がけ、写真撮影、写真のレタッチ等の制作に取り組みました。
From Teacher
想定雑誌のコンセプトを踏まえて誌面デザインをよく検討することができました。先生の個性を引き出すようなインタビューやコミュニケーションなどもしっかり行いながら取材と写真撮影を行っており、デザインを魅力的に見せるための写真のレタッチ等の制作にも丁寧に取り組むことができました。
デザイン科(3年制)では、デザインの基礎から現場で即戦力となるための高度なスキルまでを、現場経験豊かなプロの講師による指導で学習。専門性の高いデザインを学ぶための4専攻を設置。実践的な学習を通して感性とスキルを磨き、卒業後は幅広い業界で活躍できるプロデザイナーをめざします。