装丁イラスト
本の扉、ページの装丁など、書籍を彩る各種イラスト。装丁デザインの一部として、デザイナーとともに、本の内容に沿ってイメージを膨らませ、描き上げていきます。装丁イラストによって、ページに統一感、そして書籍全体に特別感を与え、書籍の魅力を高めることが可能です。
ここでは、装丁イラスト制作のスキルを学んだ、デザイン科(3年制) イラストレーション専攻の学生が制作した作品の一例をご紹介しています。
東京装画賞
蒲田校
茂野 眞悠
デザイン科 インテリアデザイン専攻／千葉県立船橋啓明高校出身
第7回東京装画賞の課題図書として「文芸部門 『あん』ドリアン助川著」を授業で制作しました。協賛企業賞として「平和紙業賞」を受賞しました。
From Teacher
柔らかい線画のイラストと２色に絞った色使いのバランスが絶妙です。素朴な雰囲気が親しみやすさを感じるデザインになりました。何度も修正を重ね丁寧に制作したデザインでしたので、協賛企業賞の「平和紙業賞」と同時に別案で「ヤマト賞」を受賞できたことは本人にとっても自信につながるきっかけとなった思い出深い制作物となりました。
東京装画賞
蒲田校
落合 柚子
デザイン科 インテリアデザイン専攻／神奈川県立茅ヶ崎高校出身
第7回東京装画賞の課題図書として「文芸部門 『あん』ドリアン助川著」を授業で制作しました。協賛企業賞として「大王製紙賞」を受賞しました。
From Teacher
どら焼きとカラフルな手描きの和柄が丸型で型取られ、ポップで軽やかな印象の表紙です。ページを捲るワクワク感のあるビジュアルになりました。制作段階では期限ギリギリ本人が納得いくまで手を入れ続けていました。こだわりを持って制作することの大切さを授業の中で着実に身につけ、協賛企業賞という結果が出ていると思います。
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デザイン科(3年制)では、デザインの基礎から現場で即戦力となるための高度なスキルまでを、現場経験豊かなプロの講師による指導で学習。専門性の高いデザインを学ぶための4専攻を設置。実践的な学習を通して感性とスキルを磨き、卒業後は幅広い業界で活躍できるプロデザイナーをめざします。