ホテルインテリア
シティホテルやリゾートホテルの客室やロビーなどを演出するホテルインテリアは、利用客が日常を離れて特別な時間を味わい、かつリラックスできる空間づくりが望まれます。ホテルごとの用途やタイプに合わせ、カラーや素材感、レイアウト、ライティングを考え、オリジナルなテイストで形作っていきます。
ここでは、ホテルインテリアのスキルを学び、つくりあげたインテリアデザイン専攻の学生作品の一例をご紹介しています。
中尾 真衣
デザイン科 インテリデザイン専攻/埼玉県立富士見高校出身
銀座という街は車より歩行者を優先することが多かった。しかし現在は車通りが多く通行する車が多くなっている。時代とともに変化した銀座に新しいランドマークとなるような施設を展開します。銀座には安らぎのある豊かな居場所がどれだけあるだろうか。銀座に根付く「銀プラ・自然環境・情報発信」の要素をワークショップやホテルに置き換えて広場をつくることで新たな銀座の在り方を提案します。
From Teacher
洗練された雰囲気と歴史が感じられる街、銀座。百貨店や高級ブランド店、上品なカクテルバー、寿司店が並びます。その中にあるべき複合施設として想定。ここは公園?メディアセンター?ホテル? 客室のドアの先が廊下である必然性はある?空間に対する疑問をぶつけ、ジャンルの枠を超え、時代にあった豊かさを創造しようとする挑戦が見える作品です。
西川 拓臣
デザイン科 インテリデザイン専攻/あずさ第一高校出身
現代社会は経済的に豊かになり科学技術も発展し、便利で快適な生活に恵まれています。しかしストレス社会とも呼ばれるように、仕事や人間関係のストレスで悩まされることもあります。そこで、この社会に必要とされる自然を題材としたホテルを計画しました、立地は普段あまり自然に触れられない都心に住む人達が訪れやすいように新宿御苑に添わせて計画しました。このホテルによってストレスが癒されることを願っています。
From Teacher
新宿御苑に隣接した緑豊かな都心のオアシスに、ストレスからの解放を素直に追求したホテルを作ることを想定した作品。新宿御苑と繋がることによって受ける恩恵があり、パブリックスペースでは…客室では…とホテルの中にこれがあったら、これができたらいいな、と希望に溢れ、過ごす時間のストーリーが感じられる作品となりました。
デザイン科(3年制)では、デザインの基礎から現場で即戦力となるための高度なスキルまでを、現場経験豊かなプロの講師による指導で学習。専門性の高いデザインを学ぶための4専攻を設置。実践的な学習を通して感性とスキルを磨き、卒業後は幅広い業界で活躍できるプロデザイナーをめざします。