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文房具デザイン 学生作品

文房具デザインが学べる東京のデザイン専門学校。

文房具デザイン 学生作品文房具デザイン 学生作品

文房具デザイン

 筆やペン、ノート、定規、ハサミ、マスキングテープなど、オフィスや学校、自宅などで利用される文房具。文房具のデザインは、安全性や使いやすさを軸に製品コンセプトを考え、カラーや形、構造を含めてデザインを行います。
ここでは、文房具デザインのスキルを学んだプロダクトデザイン専攻の学生が制作した作品の一例をご紹介しています。 

Smooth Line

Smooth Line

八王子校

村上 由布子

デザイン科 プロダクトデザイン専攻/つくば開成国際高校出身

曲線が心地良くゆったりと流れる造形が特徴のテープカッターを提案します。一本の金属棒を曲げて造形することを想定しており、開放的でなおかつ女性的な雰囲気を持つ魅力的なデザインとしました。金属の持つ冷たさと曲線が持つ柔らかさ暖かさのギャップを観ていただきたいと思います。

From Teacher

金属線の太さやカーブがとても良いバランスで構成・デザインされています。最終的に商品として真鍮を想定されたのだろうと思いますが、造形としての質感も高く魅力に繋がっています。実際の商品になった場合、それなりの高価格帯のプロダクトになるかとは思いますが、このデザインを気に入る層は確実にいると思います。

有機形態スピードシェイプ(ゆっくり)

有機形態スピードシェイプ(ゆっくり)

八王子校

神田 茉衣子

デザイン科 プロダクトデザイン専攻/埼玉県立松山女子高校出身

ゆっくりとした動きを柔らかなフォルムに投影して造形表現しました。グニャグニャとしたうねりのある造形表面は光の当たり方次第で陰影に大きく影響を及ぼし、独特で魅力的な生物的な印象を与えます。

From Teacher

オーガニックフォルムとしてのお手本のような作品です。造形的なバランスも素晴らしく良くまとめられており、有機的な曲面の流れ、ボリューム感の動的変化もダイナミック、造形そのものの仕上げも美しく、トータルで魅力度の高い作品です。様々な方向から光を当てることで更に造形の魅力が増していく提案作品となりました。

木のペーパーナイフ

木のペーパーナイフ

蒲田校

仲間 駿

デザイン科 プロダクトデザイン専攻/沖縄県立美来工科高校出身

プロダクトデザイン実習の基礎課題で、素材に木を使用したペーパーナイフの課題に取り組みました。テーマは機能的で美しいペーパーナイフデザインです。木の特性を活かしたデザインでおしゃれで清楚な女性をターゲットに想定し、見た目がスマートで肌触りよく、機能的で持ちやすさを重視したデザインです。手作業で研磨して、オイルで仕上げました。実際に使える木製品が完成しプロダクトデザインへの理解が深まりました。

From Teacher

このシンプルでエレガントなフォルムのペーパーナイフは、木の素材を手作業で加工して、丁寧に磨いて仕上げ、オイルを染込ませて完成しています。ターゲットとなるおしゃれなライフスタイルの女性に合わせた、一目で使いやすさがわかる、美しくて機能的なデザインが評価できます。木目の美しさを活かしたところも魅力です。

+m.

+m.

八王子校

福田 稜

デザイン科 プロダクトデザイン専攻/藤枝明誠高校出身

様々なメーカーから販売されている変え芯インクカートリッジ式のボールペンが広く一般に流通していますが、各メーカー間で互換性がないために交換の際のわずらわしさが問題となっています。そこで国内各社どのインクカートリッジ変え芯でも使用可能なペンケースを提案いたします。

From Teacher

カタチの雰囲気を追うのではなく、純粋に機能的なアイディアを形状・デザインに落とし込んでいくデザインの本質をついた作品です。複数のメーカーのボールペン芯を使用できるというコンセプトは現実的にマーケットでのハードルは高いと思いますが、プロダクトデザイン的に非常に提案力の高い作品になりました。

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デザイン科

デザイン科(3年制)では、デザインの基礎から現場で即戦力となるための高度なスキルまでを、現場経験豊かなプロの講師による指導で学習。専門性の高いデザインを学ぶための4専攻を設置。実践的な学習を通して感性とスキルを磨き、卒業後は幅広い業界で活躍できるプロデザイナーをめざします。