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ホテル・観光コースQ&A

ホテル業界について詳しくご説明しています。

ホテル・観光コースQ&Aホテル・観光コースQ&A

ホテル業界について

Q

ホテルと旅館の違いはなんですか?

A

洋室と和室、食事形態や仲居の有無、宿泊スタイルなどさまざまな違いがあります。

客室について、ホテルは洋式で、1部屋あたりの広さが9平方メートル以上のものが10室以上あり、靴は履いたまま入室することができます。旅館は和室で、1部屋あたりの広さが7平方メートル以上のものが5室以上あり、靴は脱いで入室します。食事についても、ホテルは館内のレストランを利用したり、または外食するなど、選択は自由ですが、旅館は基本的に朝夕の二食付きです。その他、仲居がお世話をし、風呂は大浴場が中心となる旅館と、各部屋にバス・トイレが完備され、プライバシーが確保されたホテルとは、さまざまな相違点があります。

Q

日系ホテルと外資系ホテルの違いはなんですか?

A

きめ細やかなサービスの日系ホテル、ブランド力の強い外資系ホテル

日系ホテルの場合は、所有も運営も直営でおこなっているホテルが多くあります。直営であるメリットは、独自で決定権を持っているため、トレンドや顧客ニーズに合わせて迅速な対応が可能で、きめ細やかなサービスをお客様に提供できること。一方、外資系ホテルの多くは、土地や建物などの所有が日系企業、運営を外資系企業が担っています。訪日外国人は馴染みのある外資系ホテルへの宿泊を希望するケースが多く、世界中でホテルを展開する巨大ホテルチェーンや、いくつもの5つ星を獲得している高級ホテルグループなどが日本国内でも増加しています。また、働き方にも違いがあり、成果主義や職種採用などの習慣がある外資系と、年功序列による昇進が根強く、また、成果よりも成果までのプロセスを大切にするといった日系ホテルならではの特色もあります。

Q

ホテル業界の求人は増えているのでしょうか?

A

年々増加中。まだまだ人材が足りていません!

2018年の訪日外国人旅行者数は、過去最高の約3,119万人に達し、東京オリンピックが行われる2020年には、政府の掲げている訪日外国人旅行者目標数の4,000万人を上回ると言われています。現在、大都市のホテル稼働率はつねに高く、新しいホテルの開業ラッシュが続いています。今後のホテルの需要は増えていくと予想される中、特に人材の供給が足りていないのが現状です。今まさにホテル業界は売り手優位の状況といえます。

Q

英語が話せないと、ホテルで働くのは難しいでしょうか?

A

大丈夫です。でも英語を話せるのは大きなメリットです。

ホテルの立地や仕事の形態によっては英語が話せなくても問題ない場合もあります。しかし、最近では利用者の多くが外国人というホテルも少なくありません。例えばフロント業務は宿泊者のすべてが利用するところなので、レストランやブライダルサロンよりもより語学力が求められるといえるでしょう。採用面接の際には英語でのインタビューもあり、語学に対する意識を試されることが多いので、その準備のためにもある程度は会話に慣れておく必要があります。とはいえ、ホテルで働く上で重要なのは語学よりもホスピタリティです。そういった意味では将来、言葉という枠を越えて最高のサービスが提供できるようホスピタリティの一環として語学も身につけていきましょう。英語でも日本語と同様のサービスが提供できるとなればかっこいいに違いありません。入学後はまずは英語での会話に抵抗がなくなるようなトレーニングから始めていきましょう。

Q

ホテルにはどんな仕事があるのでしょうか?

A

宿泊・料飲・営業・管理・調理・宴会・ブライダルなどいくつもの部門に分かれています。

宿泊部門では、フロント、客室係、ベルパーソン、ドア、コンシェルジュ、料飲部門は、レストラン、宴会、ルームサービスなど、営業部門は、営業、企画・マーケティング、広報、そして管理部門は、経理、人事、総務、施設管理、購買など、たくさんの専門職が、それぞれのプロスキルを発揮して活躍しています。

Q

ホテルの仕事はキャリアアップできますか?

A

誰でも支配人になれるチャンスがあります!

ホテルでの仕事は非常に柔軟性があります。まずは宿泊、料飲といったホテルの主要な業務を経験したあとは、本人の希望や個人の特性に合わせて配置換えもあります。一つの部門のトップである支配人になるということも、またその上の総支配人をめざすこともできる、ホテルはそんな夢のある仕事です。そのようなキャリアアップをめざす上で重要になるのがマネジメントのスキルです。マネジャーにはオペレーション業務に加え、リーダーシップや問題解決力などのマネジメントスキルが求められます。日本工学院では、ホテル・観光コースで学ぶ学生のみなさんが、将来のキャリアプランをイメージし、ホテルの仕事に就いたあとも、長くやりがいを持って働くことができるような、カリキュラムを構築しています。

Q

ホテルで働きたいけど、どんな仕事に向いているのかわかりません。

A

ホテル・観光コースなら、さまざまな仕事をじっくり体験できます。

ホテルの中心となるサービスは「ホスピタリティ」。ホテルの仕事の中には、直接的なホスピタリティと、間接的なホスピタリティがあります。お客様と直接コミュニケーションを取ること以外にも、たくさんの仕事がホテルの「ホスピタリティ」を支えています。例えばホテル自体を支える施設管理や、総務、人事、経理といった管理部門の仕事もあります。授業やインターンシップを通して、ホテルのどの部門での仕事が自分に向いているのかを探していきましょう。

Q

これからのホテル業界で求められるのはどんな人材ですか?

A

さまざまな視点からものを考えられる、幅広い視野を持った人材が求められています。

まずはお客様に対する「ホスピタリティ」の気持ちです。ホテルを利用するお客様の目的はさまざまです。ホテルが求めるのは、そんな多様なお客様の快適な滞在を願う心からのサービスができる人材です。ホテルの仕事にやりがいを持って積極的に行動できる人材が求められています。またテクノロジーの進化によりホテル業務も変化し、ホテルにおけるITの果たす役割も重要になってきています。IT化の現状を知り、その活用方法を考え、将来のマネジメント業務に備えた学びも今後は必要になってきます。

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