情報処理科では、従来のコンピュータ内で完結させるIT教育から脱却し、“ものづくり”を行う中で生まれる感動を通じて、技術力、そして創造力を育む「感動教育」をコンセプトに教育を行っています。マインドストームの正規代理店である(株)アフレルとの提携により、LEGO社の教育版マインドストームを授業に導入。自らのプログラミングによって、マインドストームが動くことで、感動が学ぶ力になる体験が、さらなるスキルアップにつながっています。
情報処理科では、ITスキルだけでなく、ビジネススキル、ヒューマンスキルの3つのスキルを合わせて学ぶことで、IT業界が求める実践力を持つ人材を育成します。在学中にこれらのスキルをバランス良く身につけることで、卒業後に即戦力として活躍することが可能です。
●ITスキル
システム開発、プログラミング、AI、IoT、Web、ネットワーク、セキュリティなど各分野の専門知識&技術。
●ビジネススキル
各種業界の業種・業務知識、経営戦略、システム戦略、広告戦略、マネジメント能力など。
●ヒューマンスキル
社会人としての常識や仕事に対する責任感、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など。
情報処理科では、実践型の授業を豊富にカリキュラムに組み込むことで、密度の濃い専門教育を展開。ワークショップや産学連携プロジェクトなど、体験型の学びが確実にスキルアップを促します。
●ワークショップ
一つのテーマに全員で取り組み、ディスカッションや共同体験を通して、相互作用の中で学び、技術を身につけていきます。
●ケーススタディ
企業など、プロの現場での具体的な事例について、さまざまな角度から分析・研究することで知識を深め、問題解決方法などについて学びます。
●PBL(Project Based Learning)
学生がプロジェクトを実施し、そのプロジェクト体験を通して自主的に学ぶ中で、専門知識やチームワーク、マネジメント等のスキルを総合的に身につけていきます。
●プロジェクト学習
産学連携プロジェクトなど、企業との連携により実プロジェクトを推進し、プロの仕事を経験。実践力を強化します。
●インターンシップ
実際に企業に赴き、プロの現場で就業体験を行います。短期(約1週間)、中期(2週間~1ヶ月間)、長期(1~3ヶ月間)があり、長期は4年制のみが参加可能です。
学生がそれぞれの習熟度に応じて自分のペースで学べるよう、定期的に自習形式の学習時間(期間)を設け、教員が一人ひとりの学習をサポート。前期・後期をそれぞれ1~16週目と17~20週目の2つに区分してサポート内容を変えたり、基礎学力を高めるために毎朝10分間のトレー ニングを行うなど、充実した学習サポートを展開しています。
情報処理科では、パソコンの基礎、ITの基礎から、段階を経て学んでいく段階式カリキュラムを採用。「パソコンは初めて」「パソコンをあまり使ったことがない」という方でも安心して無理なくスキルアップできます。
2014年度より、専門学校に新しい専門課程である「職業実践専門課程」が創設され、情報処理科が認定されました。「職業実践専門課程」とは、従来の都道府県ごとではなく、文部科学省が認可を行う制度で、「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としています。カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが編成要件となっており、長年、産学連携による実践教育を行ってきた本校にとってはまさに待望の制度です。
ITカレッジでは、希望者を対象に海外研修を実施しています。外国のIT企業や展示会の見学や、さらに現地でベンダー資格の取得に挑む構想もあり、ITや文化、言語などグローバルな視点・感覚を養います。
Message from Student
2年間の学びで得たITスキル、資格を手に憧れの航空業界で活躍!
LIM CHANGWOO 航空業界に憧れ、ITスキルで空の安全やサービスに携わりたいとの思いから、情報処理科での学びを選択しました。、ITスキルの基本からプロスキルまでを学べ、IT系の重要資格も取得することができた充実の2年間。就職も、先生方に進路について相談にのっていただき、親身になって指導していただけたおかげで、しっかりと自分の進路を考えることができました。自分の夢だった航空業界でのシステム開発などについても、先生に相談することで理解を深め、またスカイマークのインターンシップにも参加。無事に内定をいただき、夢を現実にすることができました。たくさんの導きと機会を作ってくれた日本工学院に感謝しています。 |