ITスペシャリスト科(4年制)では、体験型授業を中心にしたカリキュラムで、大学とも2年制学科とも異なる独自の教育を行っています。将来ITエンジニアとして活躍できるよう、徹底的に即戦力を養成することを目的に、基礎技術はもちろん、AI、クラウド、IoTなどの先端技術にも触れながら、企業が求めるスキルを習得。またITスキルと共に、ビジネススキル、ヒューマンスキルの3つのスキルを併わせて学ぶことで、IT業界が求める実践力を持つ人材を育成します。在学中にこれらのスキルをバランス良く身につけることで、卒業後に即戦力として活躍することが可能です。
●ITスキル
ネットワーク、クラウド、プログラミング、システム開発、AI、IoT、セキュリティなど各分野の専門知識&技術。
●ビジネススキル
各種業界の業種・業務知識、経営戦略、システム戦略、広告戦略、マネジメント能力など。
●ヒューマンスキル
社会人としての常識や仕事に対する責任感、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など。
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大学は幅広い教養の習得や総合的な学問・研究を重視するのに対し、ITスペシャリスト科(4年制)は実践を重視。IT業界で即戦力となる実力を身につけるためには、実践力を高めなければなりません。ITスペシャリスト科(4年制)は4年制という環境を生かし、実習量は大学の約2倍。座学で学んだことも実際に自らが実践し経験することで、大きなスキルアップに繋がります。 |
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ITスペシャリスト科(4年制)では、有名企業や団体との産学連携により、共同開発や特別講義、インターンシップなどプロの仕事を知り、実際に経験することで実践力と同時に幅広い視野を身につける機会を多数設けています。 |
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主なインターンシップ企業実績
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日本工学院では、クラス担任制を採用。ITスペシャリスト科(4年制)でも、入学から卒業までを一人の専任教師が責任持って担任し、学習・就職・そして学生生活全般まで、あらゆる面で親身なサポートを行います。担任教員が、定期的に学生一人ひとりと面接を行うことで、個々の状況をしっかりと把握するとともに、信頼関係を構築。学生と担任教員の距離は近く、絆も深くなるため、卒業後も先生のもとへ近況を伝えにくる学生も少なくありません。こうした雰囲気がITカレッジ全体の就職の良さなどに結びついています。
●就職サポート
クラス担任は、キャリアサポートセンターや講師の先生方と連携を取り、学生一人ひとりの就職活動をサポート。適性試験、模擬試験の実施や、模擬面接、そして履歴書の添削、求人情報の紹介などを行います。特に模擬試験では、前年度の試験問題の傾向や、採用のポイントなどの有用な情報をもとに実践的に指導。内定が決まるまで、あらゆる面でていねいにサポートします。
●学習サポート
授業内容や進行についての相談や、卒業制作や大学編入などに対する助言や指導、そして各種資格取得のためのサポートとして、個別に過去問題を配って解説するなど、きめ細やかに学習をバックアップ。学生一人ひとりが安心して学べるよう、最適な環境づくりを行います。
●学生生活サポート
学生一人ひとりとの面談により、個人の特性をしっかりと把握。個々の学生に合わせ、さまざまな悩みや将来の目標など、あらゆる面で親身に助言、指導を行います。より専門的な相談を行うことのできる学生相談室もありますが、まず担任教員が相談の窓口となり、学生生活の道案内的な役割を果たします。
ITスペシャリスト科(4年制)では、ワークショップや産学連携プロジェクトなど、実践型の授業を豊富にカリキュラムに組み込み、大学にはない、密度の濃い専門教育を展開。特にITスペシャリスト科では、3年次以降、PBL(Project Based Learning)やインターンシップ・企業と連携したワークショップなどの体験型学習が活発に行われます。
●ワークショップ
一つのテーマに全員で取り組み、ディスカッションや共同体験を通して、相互作用の中で学び、技術を身につけていきます。
●ケーススタディ
企業など、プロの現場での具体的な事例について、さまざまな角度から分析・研究することで知識を深め、問題解決方法などについて学びます。
●PBL(Project Based Learning)
学生がプロジェクトを実施し、そのプロジェクト体験を通して自主的に学ぶ中で、専門知識やチームワーク、マネジメント等のスキルを総合的に身につけていきます。
●プロジェクト学習
産学連携プロジェクトなど、企業との連携により実プロジェクトを推進し、プロの仕事を経験。実践力を強化します。
●インターンシップ
実際に企業に赴き、プロの現場で就業体験を行います。短期(約1週間)、中期(2週間~1ヶ月間)、長期(1~3ヶ月間)があり、長期は4年制のみが参加可能です。
ITスペシャリスト科(4年制)では、2年制学科と同様に1~2年次は基礎をしっかり固め、専攻別学習を通して応用力を身につけます。その後、3~4年次にPBLやプロジェクト学習、企業でのインターンシップなどの体験型学習を行い、即戦力を徹底強化。入学から卒業まで段階的にスキルが身につきます。
入学 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | 卒業 |
専攻別学習 | プロジェクト学習 | ||||
プロジェクト学習 | PBL(学生主導) | ||||
PBL(教員主導) | インターシップ | ||||
インターシップ | |||||
専攻別学習 | |||||
コンピュータ基礎 |
ITの世界は、言うまでもなく世界共通のグローバルな世界。どこの国でも活躍できる大きな可能性を秘めています。ITスペシャリスト科(4年制)では、希望者を対象とした外国語のレッスンを実施。また、語学研修と海外のIT事情に触れることを目的とした『海外研修』では、外国のIT企業や展示会の見学や、さらに現地でベンダー 資格の取得に挑む構想もあります。
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ITスペシャリスト科(4年制)では、基礎から段階を踏んで学べるカリキュラムを用意していますので、パソコンは初めてという方でも安心です。また、文系や理系、男女の違いも気にする必要はありません。IT業界で活躍する文系出身者も少なくないので、初心者の方はもちろん、文系の方でも安心して学べます。 |
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ITスペシャリスト科(4年制)の学生3名が、現在世界中で開発が進む自動運転システムに挑戦。模型の車に小型PCを搭載し、アクセルやブレーキを制御する機能とステアリングのための操舵機能をモーターで制御。カメラで捉えた映像情報をリアルタイムで処理して自動走行させるというもので、カスケード分類器やハフ変換、機械学習などの技術を用いてつくられ、見事自動走行に成功しました。 |
ITスペシャリスト科では、学習内容をステップ式に明示し、就労に必要なスキルを、卒業までに段階ごとに着実に身につける「教育設計図」を導入しています。学生全員がしっかり学べる日本工学院独自の教育システムです。 |
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2014年度より、専門学校に新しい専門課程である「職業実践専門課程」が創設され、ITスペシャリスト科(4年制)が認定されました。「職業実践専門課程」とは、文部科学省が認可を行う制度で、「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としています。カリキュラムの編成や授業内容、教員研修などにおいて、各分野の企業と連携しながら実施することが認定要件となっており、長年、産学連携による実践教育を行ってきた本校にとってはまさに待望の制度です。
Message from Student
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ITスキル、資格、インターンシップなど多角的に学べる環境です
坂口 遥香 ITスキルを基礎から学べるとともに、各種資格取得のためのサポートや、実際にプロの仕事を体験することができるインターンシップなど、幅広く多角的に学ぶことで実力をアップすることができた4年間でした。インターンシップでは、自分がこれから行う仕事について、そしてIT業界についてしっかりとイメージすることができ、就活の際にもとても力になったと思います。また、日本工学院では学校推薦でエントリーすることができる企業が多く、有名企業が多々あるため、私も富士通へ推薦していただき、無事内定をいただくことができました。日本工学院で4年間学んださまざまなスキルをもとに、これから現場でさらに成長していきたいと思っています。 |
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実践的な学習で、現場で即戦力となる実力をつけることができます
壽崎 祐也 ITスペシャリスト科では、4年間というゆとりある学習期間で、じっくりとスキルを高めることができました。授業では座学のみではなく、実際に実践で学ぶことのできる実習も数多くあり、私の在籍していたネットワーク専攻では実際にプロの現場で使用されているシスコシステムズの実機に触れることができました。実践で力をつけられることは、社会に出てから即戦力として活躍できることにつながります。しかし、現場に出てからも日々勉強。私が入社したラックでの仕事は個人的な成長と挑戦する気持ちを育んでくれます。これからはラックの仕事の主軸であるJSOCエンジニアとして活躍できるよう、がんばっていきたいと思っています。 |