2027年に創立80周年を迎える片柳学園では、その記念事業として、若きつくりびとを育成するための奨学金制度を設立。 両校の各学科1名以上を対象に、学校共通基準、学科別基準で高い学業成績をあげた学生に、優秀学生校長賞を授与し、10万円の奨学金を給付いたします。
「若きつくりびと」とは、課題解決に挑戦し、専門力・人間力・想像力を身につけ、自由にモノ・コト・場・喜びなどをつくることができる学生のこと。
共通基準
1.GPA2.7以上、出席率90%以上(GPA、出席率は前期の数値。後期も同じ条件をクリアする見込みがある者)
2.意欲的に学び、課題解決や社会貢献に挑戦して、高い専門力・人間力・創造力を身につけた者。
3. 他の学生の模範となる取り組みと高い教育成果を収めた者。
学科別基準(一例)
◯声優・演劇科:在学中にメジャー作品に出演するなど、デビューを果たした など
◯ゲームクリエイター科:主要なゲームコンテストにて受賞/ゲーム業界大手企業への就職内定 など
◯コンサート・イベント科:他学生の模範となり、実習課題や学校行事等も積極的に取り組んでいる など
◯情報処理科:1年生まで・基本情報技術者試験以上に合格/2年生まで・応用情報技術者試験以上に合格 など
◯電子・電気科:実習課題に高いレベルで取り組み、学内外において高い評価を得た など
◯鍼灸科:年2回の実力試験で、2回とも上位3名以上の成績をおさめた者 など
日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校にてそれぞれ行われた卒業展2024会場で、「若きつくりびと育成奨学金」 優秀学生校長賞の表彰式が行われ、蒲田校80名、八王子校76名、各学科1名以上が山野校長より賞状および奨学金が授与されました。
蒲田校
八王子校
クリエイターズカレッジ
制作活動に打ち込んだ毎日、
実りある4年間を過ごしました
川井 真奈さん
マンガ・アニメーション科四年制
神奈川県立伊志田高校出身
4年間で一番力を入れたのは、やはり制作活動。特に卒業制作ではアニメ作品の監督として、授業時間外も考えて描いて、全精力を傾けて打ち込みました。また、学外では『TAAF(東京アニメアワードフェスティバル2024)』に4年間、運営ボランティアスタッフとして関わらせていただきました。その会場でのプロデューサー、アニメーターの方との出会いが就職へとつながったことも含め、このような活動すべてが、自分の成長のための糧となり、私が今後アニメーション業界で活躍していくための実力を作る大きなベースとなったことは言うまでもありません。そしてさらに今回、この私の学びや活動が認められ、表彰を受けたことにとても驚くと共に、喜びでいっぱいになりました。日本工学院で実りある時間を持つことができたことを嬉しく思っています。
デザインカレッジ
チームでのゲーム制作の活動、
受賞が評価され嬉しいです
東 駿平さん
ゲームクリエイター科四年制
神奈川県立川崎工科高校出身
日本ゲーム大賞アマチュア部門での受賞、そしてコナミデジタルエンタテインメント内定が評価を受け、優秀学生校長賞を授賞させていただきました。授業内で日本ゲーム大賞への参加を前提にクラスメイト5人のチームでゲーム制作に取り組んだのですが、私は主にプランナーという立場で関わりました。ゲーム自体のアイディアをまとめたり難易度設計などを行い、全体の統括を担当したのですが、綿密に組んだスケジュールを調整しながら完成に向けて制作を進めていくのは思ったより大変で、プロの現場の厳しさを身をもって知ることができました。そしてこのようなチームでのゲーム制作の経験は、就活時にも実績としてアピールポイントとなり、内定獲得へつながったのだと思っています。その活動が今回このような形で評価され、とても嬉しいです!
ミュージックカレッジ
積極的に学ぶことの大切さを知り、
成長できた充実の2年間
白水 優圭奈さん
コンサート・イベント科
東京都立神代高校出身
コロナ禍後の入学だったこともあり、当初は人とのコミュニケーションや人前で話すことなどに消極的な姿勢だった私。講師の先生にかけていただいた『積極性を持って自分から学んでいくことが必須』という言葉をきっかけに、あらゆることに意欲的に参加し、取り組むようになりました。ライブ実習などでも大道具のチーフとして現場をまとめる役割を担当させていただき、プランニングから制作、本番までクラスメイトのみんなと全力で取り組みました。プランニングで行き詰まったり、コミュニケーションがうまくいかなかったりと辛いこともたくさんありましたが、先生方やクラスメイトに支えられたおかげで乗り越えることができました。今回受賞させていただいたのは、私だけではなくみなさんの支えや力添えがあってこそだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
ITカレッジ
先生の熱心な指導のおかげで、
数々の難関資格取得に成功!
木戸口 渉さん
ITスペシャリスト科
神奈川県立相模原弥栄高校出身
私は入学当初から、資格取得に力を入れてがんばりました。応用情報技術者試験がなかなか取得に至らなかった時は辛くて焦りましたが、その経験を活かし、難関と言われている高度情報安全確保支援士に挑戦する際には、担任の先生や講師の方から、まず勉強の仕方からしっかりと教えていただきました。対策講座では、過去問題を見直すだけでなく、出題予想を自分で考えるという先生の提案があり、考えることが勉強の新しいきっかけになることで、モチベーションアップにつながりました。その後も次々と資格に挑戦。難関資格の高度データスペシャリスト試験にも合格てきたことは、大きな自信につながりました。資格だけでなく、グループ開発などにも注力できたこの4年間。最後にこのような賞を受賞できたことも大きな喜びです。先生方にはとても感謝しています。
テクノロジーカレッジ
実践で学べた2年間、
大学でさらに学びを深めたいと思います
山内 文乃さん
応用生物学科
東京都・私立駒沢学園女子高校出身
一年次に産学連携プロジェクトに参加。商品開発からクラスメイトと共に携わり、1年間をかけて企業の方と一緒にものづくりを経験したことは、私にとって大きな自信となりました。そして今年、これまでに授業で学んだ知識や技術を実際に使い、卒業制作として取り組んだプロジェクトでは、ものづくりの大変さと形になっていく喜びを実感することができたと思います。私は卒業後の大学編入をめざしていたので、授業とプロジェクトでの作業に加え、大学編入のための単位取得、試験のための学習にも取り組んでいたため大変でした。何回もプロジェクトをやめようと思ったこともありましたが、先生の親身な指導やアドバイス、クラスメイトの励ましのおかげで続けることができました。成果を評価していただき、受賞したことを自信に、大学でもがんばっていきたいと思います。
スポーツ・医療カレッジ
さまざまな活動の中で視野を広げ、
成長できる環境に感謝です
菅野 圭汰さん
スポーツ健康学科三年制
神奈川県立藤沢清流高校出身
コロナの影響で、高校在学時には何もできなかったこともあり、日本工学院に入学してからは、さまざまなことにチャレンジさせていただきました。授業外で行われるプロジェクトにも積極的に参加し、ブランディングなどを考えてプレゼンテーション。学内ボランティアや、オープンキャンパスのスタッフとして高校生のアテンドにも参加しました。また、メディカルフィットネスセンター(MFC)のスタッフリーダーとしても、さまざまな経験をさせていただきました。この貴重な三年間、後悔をしたくなかったので、なんでも積極的にやっていこうという気持ちで取り組んだのですが、振り返ると、いろいろな活動の中で視野を広げることができ、違う立場に立って物事を考えられるように成長できたことを感じます。このような環境が整っている日本工学院で学べたこと、本当に感謝しています。
誰にでもチャンスがある『若きつくりびと育成奨学金 優秀学生校長賞』受賞。あなたの努力やがんばりは必ず評価されます。受賞を目標の一つに掲げ、充実の学び、就職、そしてキャンパスライフを手に入れましょう!