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ホテル業界の現状と未来

IT・AI時代に活躍できるホテルスタッフの人材像。

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ホテル業界の現状未来

時代とともに成長を続けてきた、
ホテル業界の「今」と「これから」を考える

明治時代に日本に初めてホテルが開業してから150年あまり。東京オリンピックや高度経済成長によるバブル景気など、その時代の映し鏡となり、成長してきたホテル業界。そして21世紀に入ると、インターネットの普及とともにさらに急速な変化を遂げ、今、ホテル業界は大きな転換期を迎えています。これからの時代、さらに成長が見込まれ注目を集めるであろうこのホテル業界について、現状と未来を紐解き、さまざまな角度から検証してみましょう。


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ホテル業界の現状


訪日外国人客増加、東京五輪、万博などの開催などにより、
ホテル需要はさらに拡大しています。

ホテル業界の現状

近年、日本を訪れる外国人旅行客は年々増加してきています。2018年の訪日外国人数は3,000万人を突破し、過去最高を更新。アメリカやヨーロッパ各国に加え、中国、台湾、タイなど近隣のアジアから日本へ訪れる外国人の数も増加しています。さらに、政府は2020年の訪日外国人4,000万人の目標を掲げています。 近年の大都市圏のホテル稼働率は平均約80%。ホテル需要が拡大する中、供給が追いついておらず、新規ホテルの開業ラッシュが相次いでいます。


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ホテル需要の変遷


宿泊するだけではなく、体験や独自のサービスも、
時代に合わせてホテルは多様化しています。

ホテル変遷の需要

ホテル需要の形態は、その時代によって変化してきました。団体旅行から個人旅行へ、女性客の拡大、外国人客の増加、宿泊特化型の市場の拡大など。近年では従来型のホテルに加え、クルーズ船の利用やホステルなどの簡易宿泊所の利用、そしてairbnbなどによる民泊の利用拡大など、宿泊形態は多様化しています。さらに、単に宿泊施設としてだけでなく、宿泊+体験(ダイビング、天体観測などのイベント)を提供するホテルもリゾートだけにとどまらず、全国に増加。 地域性や独自性を生かしたサービスを行うホテルの需要も高まっています。


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IoT時代、AI時代のホテル


よりお客様の満足度をアップさせるため、
ホテル業界ではIoTやAIの技術を導入しています。

IoT時代、AI時代

現在のホテル管理・運営・経営には、ホテル基幹システム(PMS)を中心に数々のITが活用されています。そして今、ホテル業界のさらなるIoT化、AIの導入への関心が高まり、実現が進んでいます。ホテル内のさまざまな機器やシステムをIoT化することにより、お客様のスマートフォンとの連携で、チェックインやQRコード決済、スマートフォンを使ったルームキーや客室内のあらゆる機器の操作、サービスの提供をスムーズに行うことが可能。また、ロボットの活用によるお客様の案内や業務代行、荷物の運搬管理などを取り入れるホテルもあります。


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変わるホテルの予約方法


インターネットでの予約が主流に。
宿泊予約サイトが割安で人気高。

ホテルの予約方法

以前は旅行代理店を利用したり、直接電話での問い合わせが多かったホテル予約ですが、最近ではインターネットからの予約が主流になっています。ホテルの客室予約は、ホテルの自社サイトによる直接販売と、旅行会社・旅行代理店や、「楽天トラベル」「エクスペディア」「トリバゴ」「アゴダ」などの旅行サイト、宿泊予約サイトを通じた委託販売によって宿泊客に提供されます。旅行予約サイトは新幹線や航空券などとホテルをセットで予約できる場合が多く、また宿泊予約サイトも直接販売より安価で予約できるなどの利点が多く、スマホから検索→予約という手軽さも相まって人気です。


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これからのホテル業界


さらに続く開業ラッシュ、ホテルの二極化など、
ホテル業界はさらに時代に合わせ進化していきます!

これからのホテル業界

今後も東京のみならず、大阪、京都でもホテルの開業ラッシュは続きます。メーカーやレストラン業者など、異業種からのホテル業への参入も多く、相次ぐホテル新規開業にホテル業界は今、第三次ホテルブームと呼ばれる時代を迎えています。しかし、そんな将来性のあるホテル業界が抱える一つの問題は人材不足。そこで、ホテル需要は、IoT、AI化によって業務が自動化され、少人数でのオペレーションを可能にした宿泊特化型のホテルと、人的サービスに特化したワンランク上のおもてなしを行うホテルに二極化すると思われます。

これからのホテル業界で求められる人材は、
幅広いスキルを併せ持つ、スペシャリスト。

今やホテル業界は大きく変換し、形態やカテゴリーを超えて、新しいサービスを生み出しています。それに伴い現場で働くスタッフにも、今までのようにホテルサービス・観光を学ぶだけではなく、より幅広く、多彩なスキルが求められます。日本工学院 ホテル・観光コースでは、ホテルスタッフとしての基礎スキル・ホスピタリティに加え、ITスキルや語学力、ホテルの運営を行うための事務や、企画、経理などのさまざまな専門力、さらにホテルイベントに携わるためのイベント企画・運営能力や、音響・照明のスキルまで、総合的なスキルが学べます。これからのホテル業界では、これらのスキルを身に付けたスペシャリストが求められており、ホテルの第一線で活躍するための必須条件となるでしょう。

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