北陸のとある地方都市。閉店後の百貨店内に音楽が鳴り響く。かつての歌劇団「石楠花少女歌劇団」を愛した壮年男性たち“バラ戦士の会”が、消滅した歌劇団の名花・風吹景子のために稽古を続けていた。景子は三十年以上前に空襲で失った相手役・弥生俊を今も待ち続けている。
時を超えた思いが人々を結びつけ、メンバーが再び集結する。舞台の復活を目指した奮闘は若い世代をも巻き込み、クライマックスへと向かうのだが・・・
夢と現実が交錯する感動の群像劇を若者たちが創り上げる。
2年前、若き青年たちは声優や俳優、そしてスタッフになる夢を追いながら日本工学院に入学してきました。一人ひとり切磋琢磨しながら基礎を学び、その集大成としてプロの演出家・俳優の指導の下、卒業公演を行います。今までの経験を糧に羽ばたいていく卒業生たちの成果をぜひご覧ください。
■目次
蒲田校 卒業公演 その1
作:清水邦夫 演出:靍田俊哉(文学座)
2/9(日)・10(月)・11(火・祝)
北陸のとある地方都市。閉店後の百貨店内に音楽が鳴り響く。かつての歌劇団「石楠花少女歌劇団」を愛した壮年男性たち“バラ戦士の会”が、消滅した歌劇団の名花・風吹景子のために稽古を続けていた。景子は三十年以上前に空襲で失った相手役・弥生俊を今も待ち続けている。
時を超えた思いが人々を結びつけ、メンバーが再び集結する。舞台の復活を目指した奮闘は若い世代をも巻き込み、クライマックスへと向かうのだが・・・
夢と現実が交錯する感動の群像劇を若者たちが創り上げる。
日程・開演時間
日本工学院専門学校片柳記念ホール
(3号館地下1階)
東京都大田区西蒲田5-23-22
最寄り駅JR京浜東北線、東急池上線、
東急多摩川線「蒲田駅」西口より徒歩2分
プロフィール
明治大学文学部演劇学専攻卒。1991年文学座演出部に所属。『風の季節』(俳優座劇場プロデュース)や『家には高い木があった』(第11回北九州演劇祭市民企画公演)などを演出。2011年『MEMORIES テネシー・ウィリアムズ[1幕劇一挙上演]』(文学座アトリエ)、2014年文学座シェイクスピア祭シェイクスピア・リーディングで『ソネット集』(文学座アトリエ)を手掛けた。2017年『メアリー・スチュアート』(文学座80周年関連企画)を演出。
蒲田校 卒業公演 その2
作:ウィリアム・シェイクスピア 訳:松岡和子(ちくま文庫)
演出:千田恵子(劇団青年座)
2/21(金)・22(土)・23(日・祝)
花の都ヴェローナに2つの名家、モンタギューとキャピュレットは長年相争っていた。
モンタギュ一家の息子・ロミオはキャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込み、その娘・ジュリエットと巡り会う。2人は瞬時に恋に落ちるものの、その時互いが仇家だと知る由もなかった。
永遠の愛を誓うロミオとジュリエットだが、神は彼らに微笑むことなく運命の歯車が狂い始める。2人に待ち構えていた結末はあまりにも悲しいものだった。
1960年代に時を移し、シェイクスピアの不朽の名作に挑む。
日程・開演時間
日本工学院専門学校片柳記念ホール
(3号館地下1階)
東京都大田区西蒲田5-23-22
最寄り駅JR京浜東北線、東急池上線、
東急多摩川線「蒲田駅」西口より徒歩2分
プロフィール
劇団青年座文芸演出部所属。脚本家、演出家。主な作品『昭和の子供』『中華屋・羅生門』『死んでたまるか!』等。障がいを持つ母との生活を書いた『母とわたしの物語』で、みんなが書く戯曲コンテスト入選。2020年~「つきいちラジオドラマ」作・演出、ラジオフチューズにて放送中。
蒲田校 卒業公演 その3
作:サン=テグジュペリ 脚本・演出:国友よしひろ
3/7(金)・8(土)
世界中で親しまれている、サン=テグジュペリの名作 星の王子さま。
自身の星を飛び出した主人公の王子は、いくつかの星を渡り歩くことで数々の出会いを重ねていく。やがて7番目にたどりついた星は地球。
そこで起きた大切な出会い、そして最後に気付かされる『大切なこと』とは。
成長と旅立ちの物語に含まれた『大切なメッセージ』を、声優・演劇科と演劇スタッフ科の学生たちが感動のリーディングミュージカルとして皆様にお届けします。
日程・開演時間
日本工学院専門学校片柳記念ホール
(3号館地下1階)
東京都大田区西蒲田5-23-22
最寄り駅JR京浜東北線、東急池上線、
東急多摩川線「蒲田駅」西口より徒歩2分
プロフィール
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業、大学院音楽研究科修了(音楽修士)。立教大学大学院キリスト教学研究科キリスト教学専攻博士前期課程(神学修士)、博士後期課程修了(神学博士)。イタリア・ミラノ・ヴェルディ音楽院招聘留学。音楽大学院修了後、アメリカに渡りゴスペルを学ぶ。帰国後、劇団四季に在籍。現在、横浜、川崎、市ヶ谷でのゴスペル指導と共に、桜美林大学芸術文化学群特任講師、青山学院大学、立教大学兼任講師。
2025年2月3日(月)より受付開始いたします