
CG映像科
真鍋氏特別講演|News&Topics|日本工学院
2020/07/08
CGプロジェクト専攻は、他の3専攻とはやや異なり、希望者によるプロジェクトチームを基本とした学習形態を採用しています。プロジェクションマッピングやボーカロイド(略称ボカロ)に興味のある学生たちがグループワークを通じて作品制作に取り組み、コンテストでの受賞などをめざします。なお、ラインプロデュース(制作進行管理)のスキルを磨きたい学生には「制作進行」の科目を設置し、CG業界の大手企業と連携してプロダクションマネージャーの育成に努めています。
映画やテレビアニメなどのCG制作には、CGモデラーやCGアニメーターなど、CG系のさまざま職種の人たちが大勢関わっています。その一人ひとりのワークフローから作品全体の制作進行までを管理する職種が「プロダクションマネージャー」です。CG技術の高度化や制作工程の細分化などに伴い、CG関連業界が今もっとも必要としている職種の一つです。そこでCGプロジェクト専攻では、CGアニメーション制作で業界をリードする(株)ポリゴン・ピクチュアズや、VFXポストプロダクション日本最大手の(株)オムニバス・ジャパンと教育提携を結び、実際に両社の制作現場で使われているワークシートを活用しながら、ラインプロデュース(制作進行管理)のスキルを実践的に養っています。
「プロジェクションマッピング」とは、建物の凹凸や形状に合わせてCG映像を制作し、それを建物の壁面などに投影(マッピング)する映像演出技術です。最近では国内外でプロジェクションマッピングをつかったイベントが頻繁に開催されるようになってきており、CGクリエイター向けのコンテストも数多く存在します。CGプロジェクト専攻では、「東京国際プロジェクションマッピングアワード」参加希望者を対象にプロジェクトを組み、上位入賞をめざしてプロジェクションマッピングに関するさまざまなスキルを磨いていきます。
プロジェクトの実績
「東京国際プロジェクションマッピングアワード」でCG映像科の学生チームが健闘!
東京国際プロジェクションマッピングアワードとは、空間映像クリエイターの発掘と育成を目的に、2016年から開催されている日本最大級の映像コンテスト。2020年に行われたこの第5回大会で、2年生チーム「ひかえめに大和撫子」の作品が11月の上映会(最終審査)に進みました。国内外の美術系大学も参加する中、惜しくも5年連続受賞は逃したものの大健闘。感染症対策の影響で作品制作がリモートワーク中心になるなど、さまざまな困難がありましたが、学生たちにとってかけがえのない経験になりました。
VOCALOID™(ボーカロイド)とは、パソコンなどに入力されたメロディーや歌詞をもとに、曲に合わせた歌声を合成する技術、およびその曲を歌うアニメーションやCGのキャラクターをいいます。2007年頃から急速に人気が高まり、現在ではボーカロイドの有名キャラクターが多数生まれています。CGプロジェクト専攻では、ボーカロイドに興味のある人を対象にプロジェクトを組み、モーションキャプチャーシステムやCGソフトを使いながら、実践を通してボーカロイドに関する技術を学びます。
過去のプロジェクト例
本校の3つのカレッジが協力し合い、ボーカロイド「IA -ARIA ON THE PLANETES-」を制作!
ボーカロイドの将来性にいち早く注目していた本校では、1st PLACE(株)協力のもと、クリスタルヴォイスの遺伝子を持ったバーチャルディーヴァ、VOCALOID™ 3 Library「IA -ARIA ON THE PLANETES-」を学習教材として使用してきました。その制作にはCG映像科をはじめ、ミュージックアーティスト科やマンガ・アニメーション科など3カレッジ7学科が参画。CG映像科では、キャラクターのリアルな表情や動きを生み出すため、モーションキャプチャーやCGソフトを使用した3DCGアニメーションを制作し、さらにボカロライブの背景映像や特殊効果なども映像で表現しました。
CG映像科
2020/07/08
CG映像科
開催日
4/18(日) 25(日)
5/9(日) 23(日) 30(日)
6/6(日)
日本工学院では、1年を通じてオープンキャンパス+体験入学を随時開催しています。
事前申し込み制。
CG映像科では、1年を通じてオープンキャンパス+体験入学を随時開催しています。CGツールを使って、プロの指導のもと、オリジナルのCG映像を制作したり、アニメーション制作を体験!その他、学科の説明や映像・CG・アニメ、ゲーム業界におけるCGクリエイターの仕事についてお話します。お気軽にご参加ください。
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