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専門学校(専修学校)とは?

専門学校とは何か、専修学校の種類とそれらの違い、認可校と無認可校の基準などについてのご説明。

専門学校(専修学校)とは?専門学校(専修学校)とは?

専門学校とは?

 専修学校は、1976年(昭和51年)に新しい学校制度として創設されました。修業年限1年以上、年間授業数800時間以上、常時40名以上の学生が在籍していることが定められている教育施設を「専修学校」として定め、実践的な職業教育、専門的な技術教育を行う教育機関として、多岐にわたる分野でスペシャリストを育成しています。

専修学校と専門学校はどう違う?

 「専修学校」は、中学を卒業した者を対象とする「高等課程」、高等学校(準ずる学校を含む)を卒業した者を対象とする「専門課程」、そして入学資格に限定がない「一般課程」の3つの課程に分けられ、この「専門課程」を置く専修学校が「専門学校」と呼ばれます。専門学校は、社会(企業)が求める人材を育成するため、柔軟かつ実用的なカリキュラムによって、より高度な専門的技術・技能の習得をめざす教育機関で、いまや大学に並ぶ高等教育機関として、人材教育の中核的な場所を担っています。

【専修学校には、入学資格の違いにより、3つの課程があります。】

  • ◎専門学校(専門課程)…高等学校卒業者(3年制の高等専修学校卒業者)
  • ◎高等専修学校(高等課程)…中学校卒業者
  • ◎一般課程…入学資格は特にはなし

上記専修学校のうち、専門課程を設置する専修学校を「専門学校」と呼びます。社会(企業)の人材ニーズに即応した柔軟かつ実用的なカリキュラムによって、より高度な専門的技術・技能の習得をめざす教育機関であり、いまや大学に並ぶ高等教育機関として、人材教育の中核的な場所を担っています。

学校数 学生数
大学 810校 2,945,599人
専門学校 2,693校 555,342人
短期大学 303校 86,689人

(2024年1月現在/文部科学省「学校基本調査」より)

【専門学校には認可校と無認可校があります。】

1976年(昭和51年)に新しい学校制度として創設された専門学校は、授業時間数、教員数、施設、設備など一定基準に基づき、所轄する都道府県知事の認可を受けて開設される学校です。このように所轄する都道府県知事の認可を受けた専門学校は「認可校」と表現され、認可されていない学校を無認可校と言い、法律的に学校教育とは見なされず、卒業資格は定められていません。もちろん日本工学院は「認可校」です。専門学校 日本工学院は昭和22年に開学した旧制専門学校であり、1976年(昭和51年)の学校教育法改定にともない、専修学校規定が新たに加えられ、専修学校の設置基準を満たす、東京都が認可した専門学校です。創立77年、約25.6万人の卒業生を社会に輩出し、現在34学科99の専門コースを設置。現在、学園全体で約2万人の学生が学んでいます。

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