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大学卒というだけでは通用しない時代

大学卒業者の就職率や大学への進学率、社会において学びの質が問われる現代社会についてのご説明。

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大学卒というだけでは通用しない時代

 専門学校卒と大学卒、そこにはどのような差があるのでしょうか?求人倍率※では、2024年3月の大学卒業予定者に対する求人倍率は1.71倍。一方、日本工学院の求人数は83,070人、求人企業は11,851社、求人倍率は38.7倍に達しています(蒲田校、八王子校の平均値として算出。2024年2月15日現在)。
 また生涯賃金※ですが、新卒採用から定年まで同じ企業で働き続けた場合、大学卒業者(男性)は約2億7,000万円、専門学校卒業者(男性)は約2億2,000万円です。二者には5,000万円の差がありますが、この結果を見るだけでは、専門学校卒業者の方が低賃金とは言いきれません。大学卒業者でも企業規模が10~99人という中小企業の場合ですと約2億2,000万円であるのに対し、企業規模1,000人以上の場合は、専門学校卒業者でも約2億4,000万円となります。これらの事実は、むしろ企業規模が生涯賃金に影響を及ぼしていることを表しています。
 また、雇用形態も賃金(年収)に大きく影響しています。厚生労働省の調査によると、正社員・正職員では年齢や経験を経るごとに年収も上昇していく傾向があるのに対し、正社員・正職員以外では、どの年齢においても低い水準のまま推移しています。
 これらのことから、社会状況の変化や働き方の多様化が著しい昨今において、就職率や生涯賃金、年収は大学卒の方が有利とは必ずしも言えないことがわかります。業界や企業から求められる専門性を持ち、サステイナブルな活躍が可能なスキルを身につけている専門学校卒業者の方が、大学卒業者より社会に望まれるケースも多く、進路に関しても幅広い選択肢を持つことができるため、有利であると言えるかもしれません。

※求人倍率についてはリクルートワークス研究所の調査、生涯賃金については独立行政法人労働政策研究・研修機構による調査結果、そして年収については厚生労働省の調査によるものです。